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NARUTO 英語版  No.1 Uzumaki Naruto! 【後半】



1話の前半に引き続き後半の英語表現の紹介です!!よろしくお願いします!!

(出典『3-in-1 NARUTO Vol. 1-2-3』/原作『NARUTO』第1巻)
I know that Naruto, I was so hard on you, yelling, scolding, it must have hurt…
3-in-1 NARUTO Vol. 1-2-3, p40

【日本版】
そうだよなぁナルト…ナルト…さみしかったんだよなぁ…苦しかったんだよなあ… (うみのイルカ)

【シーン解説】
イルカがナルトの心の痛みに寄り添うシーンです。

【語句】
be hard on~ : ~にきつく当たる
yell : 怒鳴る、大声を上げる

あれ?エールって「励ます」とか「声援を送る」とかそんな意味じゃなかったっけ?いきものがかりのエールや、体育祭のエール交換などは肯定的な意味で使われていますよね。

『オックスフォード現代英英辞典』で yell を調べてみると
動詞では to shout loudly, for example because you are angry, excited, frightened or in the pain.
名詞では 1. a loud shout of pain, excitement, etc
               2. an organized shout of support for a team at a sports event
という意味になります。
声援という肯定的な意味も含まれていますが、メインは大声を上げる、怒鳴るといったやや否定的な意味がメインになりそうですね。



(出典『3-in-1 NARUTO Vol. 1-2-3』/原作『NARUTO』第1巻)
You're a fool. Naruto and I are two of a kind.
3-in-1 NARUTO Vol. 1-2-3, p47

【日本版】
バカはお前だ。ナルトも俺と同じなんだよ。(ミズキ)

【シーン解説】
イルカが「お前みたいなバカ野郎に巻物は渡さない」という言葉に対して言い返すシーンです。

【語句】
Two of a kind : 似た者同士

of a kindで「同類の」という意味になるため、two of a kindで「似た者同士」、one of a kindで「唯一無二の」という意味になります。


(出典『3-in-1 NARUTO Vol. 1-2-3』/原作『NARUTO』第1巻)
Aww! That is so sweet! Just hearing you say so makes me feel all warm and fuzzy!
3-in-1 NARUTO Vol. 1-2-3, p50

【日本版】
ケッ、めでてー野郎だな! (ミズキ)

【シーン解説】
ナルトの正体はイルカの両親を〇した化け狐であるにもかかわらず、それでもなおナルトの存在を認めたイルカに対してミズキが侮辱するシーンです。

so sweet : とても優しい
Fuzzy : 不明瞭な
Warm and fuzzy : 人の心を温める


(出典『3-in-1 NARUTO Vol. 1-2-3』/原作『NARUTO』第1巻)
Bring it on, you jerk! Anything you throw at me I'll give back times a thousand!
3-in-1 NARUTO Vol. 1-2-3, p50

【日本版】
やってみろカス!千倍にして返してやっから (うずまきナルト)

【シーン解説】
ミズキの「一発で殴り〇してやるよ!」という挑発に対してナルトが影分身の術の印を結んで言い返しているシーンです。

【語句】
Bring it on : かかってこい
Jerk : 嫌な奴(広い意味での悪口、スラング)

このbring it onというフレーズはNARUTOのなかでもよく使われるフレーズです。
bring(持ってくる)+ it(相手の実力)+ on(接触の前置詞)→ 相手の実力を持ってこい → かかってこい!
という解釈ですね。

jerkについては、幼少期のナルトの言葉遣いが荒々しいところを表現したのでしょう笑
ナルトが青年になった時にはどんな言葉遣いへ変わるのでしょうか(現在27巻までしか持ってないです)

1話毎にやるのは大変かもなあ…笑
また色々試行錯誤しなければ