NARUTOで学ぶ英語表現 No.1 Uzumaki Naruto! 【前半】
日本版:コラー!!またいたずらばっかりしやがって!! (木の葉の忍)
【シーン解説】
いたずらをするナルトに対して木の葉の忍が怒鳴っているシーンです。
【語句】
enough with ~ : ~はもういい加減にして
prank : いたずら
日本版:毎日毎日いい加減にしろ! (木の葉の忍)
【シーン解説】
さっきと同じでいたずらをするナルトに対して木の葉の忍が怒鳴っているシーンです。
【語句】
be sick of ~ : ~にうんざりする
heck : ふんっ!、ちぇっ!
(驚きや怒りの気持ちを表すときに使われるスラング)
heckはhell(地獄)の婉曲表現で驚きや怒りを表すために使われます。
What's the heck で 一体全体どうしたんだ、なんてこった という意味になります。
このセリフではgrow upが命令形として使われているので「子供みたいなマネはよせ」という意味になり、そこに驚きや怒りが追加されているということになります。
日本版:だがオレはできる!オレはすごい! (うずまきナルト)
【シーン解説】
火影の顔岩に落書きをしているナルトが里の忍に言い放ったセリフです。
【語句】
Drool : うらやましくて仕方ない、欲しくて仕方ない(口語)
このセリフで rule という言葉が使われているのを見て「へ~その言葉を使うのか」と思わされました。
もしかしたら rule(支配する) という言葉を使うことで自分がいたずらで里を支配しているとナルトは思っていたのかもしれないですね。
それに対して里の忍は指をくわえて見てるしかできないだろという優越感(ナルトの場合寂しさの裏返し?)を感じていたのかもしれないですね。
日本版:名付けて、おいろけの術! (うずまきナルト)
【シーン解説】
ナルトといえば、螺旋丸、影分身の術の次にこの術が来るでしょう!お色気の術の使用シーンです!
【語句】
Center-fold :雑誌などの中央見開き、折り込みに載っているもの,ヌード写真
個人的に1話の中で「へー!この言葉を使うのか!」と驚かされたシーン。
お色気の術というぐらいだから sex appeal justuとかglamour justuとかそんな感じかな~と思っていましたが、Center-foldという言葉で表現するのか!と驚きました。翻訳のワードチョイスについて少し関心が高まった瞬間。
日本版:今度はなにィ? (うずまきナルト)
【シーン解説】
いたずらの罰として火影の顔岩を掃除している最中、イルカ先生がナルトに対して声をかけたときのナルトの返事です。
【語句】
Now what? : (相手の言動に飽き飽きして)「今度は一体何だっていうんだ?」
イルカ先生に説教され、罰で掃除までさせられて、そのうえさらにイルカ先生に声をかけられて「また何か説教でもしてくるんじゃないか」とナルトもうんざりしていたのでしょう。
日本版:ふん、いい気味だわ (木の葉の里の女性A)
【シーン解説】
忍者アカデミーの卒業試験に落ちたナルトを見て女性2人が陰口を言っているシーンです。
【語句】
(It) Serves someone right : ざまあみろ、いい気味だわ
日本版:ちょっと、それより先は禁句よ (木の葉の里の女性B)
【シーン解説】
先ほどのシーンと同様、女性2人が陰口を言っている中、ナルトの正体は化け狐だと1人の女性が言おうとした瞬間にそれを言うのをもう1人の女性が止めたシーンです。
Don't even go there : その話はやめよう
日本版:イルカよ、後で話がある (三代目火影)
【シーン解説】
三代目火影がナルトの心の内をイルカに伝えるために話をしようとしたシーンです。
【語句】
Have a word with ~ : ~と話をする
Could I talk to you later? でも良いんじゃない?と思っていたが have a word の方が今回は適切だと分かりました。
talk と have a word の違いを見てみましょう。
have a word と talk との違いは
have a word は人を呼び出したりして二人だけで話したい時に使われます。
主に立場が上の人が下の人に使い、Can I have a word with you?と使われますが、三代目火影はここでCanではなくCould(より丁寧な表現)を使っています。もしかしたらこうした言葉の使い方に、三代目火影の里の人を大切にする心の温かさが表れているのかも。そう思えました。