第Ⅱ期 補聴器(Ⅰ)
こんにちは。
今日は補聴器についてです。
【補聴器のタイプ】
①ポケット型補聴器
②耳掛け型補聴器(BTE・RIC)
③耳穴型補聴器
④オーダーメイド耳穴式補聴器
【デジタル補聴器の主な機能】
①マルチチャンネル信号処理
②ノンリニア増幅処理
③雑音抑制処理
・定常雑音を低減する機能
・変動している雑音を低減する機能
・指向性機能
・内部雑音低減機能
・衝撃音低減機能
・風雑音低減機能
・ハウリング抑制機能
→ハウリングキャンセラー
・補聴器のフィッティングソフトウェア
【補聴器のフィッティングソフト】
①ソフトウェアの共通プラットフォーム
★補聴器フィッティングソフトウェアは補聴器のメーカーごとに異なる
→共通プラットフォーム
・NOAHシステム
・HI-PRO
・NOAH link
②補聴器適合の基本手順
1.顧客属性の入力
2.聴力データ入力
3.機種選択
4.補聴器の接続
5.処方式の選択
6.聴力データにによる自動調整
7.補聴器の基本特性の調整
→音響利得の調整
→最大出力音圧レベルの調整
→ノンリニア増幅(圧縮率)の調整
8.各機能の調整
9.試聴評価
10.調整アシスト機能の使用
11.適合検査・判定
12.調整した補聴器の特性測定・記録
13.その他
【補聴器のJIS】
日本産業規格[JIS C 5512 補聴器」
untitled (jsa.or.jp)
JIS T0601-2-66
医用電気機器-第2-66部補聴器の基礎安全及び基本性能に関する
個別要求事項
untitled (jsa.or.jp)
PDFは読まなくて大丈夫です。
【補聴器の電池】
・ポケット型補聴器 →マンガン電池・アルカリ電池
・その他 →ボタン電池(空気電池)
PR44(675)特大青
PR48(13)大オレンジ
PR41(312)小茶色P
R536(10)特小黄色
・特徴
①シールをはがす必要がある
②一旦シールを剥がすと、放電が始まり、使わなくても電池の消耗が
始まる
③乾燥と炭酸ガスに弱い
【充電式電池】
充電端子に接続するタイプ
非接触式タイプ
【イヤモールド、シェル】
・人体への及ぼす影響の少ないものが使用される
(アレルギー等が出る場合もある)
・材料
ポリメチルメタクリレート:ハード系
シリコン:ソフト系
本日はこれで終わりです。
参考文献
認定補聴器技能者要請事業
第Ⅱ期養成課程
講習会テキスト
公益財団法人テクノエイド協会
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