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村田沙耶香作【コンビニ人間】レビュー

どうもマックスバリュおじさんです。

今回は何を思ったのか小説のレビューをさせて頂こうかと思い記事を書いております。

自分自身の価値観やどう感じたかも書いていこうと思いますのでよろしくお願いします!

あらすじ

主人公は36歳コンビニバイトの古倉という女性。
古倉は自分の事をコンビニで働く為に生まれてきた人間はだと思っている。
現に食事はコンビニの弁当だし、夢の中ですらレジを打っているくらい。

周りの友人達や家族は皆結婚したり定職についたりしていたが、古倉はただのバイトなので周りからはなぜその歳になってもバイトなのか、結婚もしないのか、という同調圧力のようなものを受けていた。

そんな中、古倉が働くコンビニに1人の男性がバイトとして入ってきた。
男性の名前は白羽という。
この白羽が古倉の運命を狂わすとは、古倉も想像すらしていなかった__

おじさんはどう感じたか

言葉を選ばず言うと主人公は変わり者です。タイトルの通りホントにコンビニ人間。
本人は真面目に生きてるつもりですが、はたから見たら彼女の行動は完全にギャグです。
そして白羽、この人は少し反社会的な行動、言動をしますね。読んでいていい意味でイライラします。村田さん流石です。

そして難しい言い回しを使ってないし、登場人物が少ないのでおじさんはとっても読みやすく感じましたね。
なんかこう「世にも奇妙な物語」味みを感じました。


自分の価値観

先程主人公が変わり者だと書きましたが、人間の在り方に正しさなどないとおじさんは思いますね。
コンビニバイトだろうが未婚だろうが、自分が楽しければいいのです。
このコンビニ人間である主人公はコンビニで働いてる時がいちばん楽しいのです。天職ではないですか!

給料が低くても、家族や周囲が不審がっても、別に誰に迷惑かけてる訳でもないのさ。主人公は己を貫けばいいと、マックスバリュおじさんは思う。

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