コロナワクチン接種患者初の死後調査例とADE、そして日米の歴史。

 今回はコロナワクチン接種後亡くなった方について、初の解剖が行われた報告について、ADEとの関連性から考えてみたいと思います。

 まずはADEです。リーメリット博士によれば「バイナリー兵器」です。バイナリー兵器とは、2つあって初めて兵器として機能する兵器です。1つ目がコロナワクチンで、2つ目がコロナウイルス1つ目のワクチンで抗体ができていると、2つ目のウイルスに感染した場合に、体内でウイルスが大量増殖し高い致死性を示すということです。

 過去コロナワクチンの動物実験はほとんどすべてが失敗しています。ポイントは「抗体を持った猫などが、コロナウイルスに感染するとあっという間に死亡する」ということです。そのような実験が多数あるにも関わらず、コロナワクチンは治験も終わっていないのに、世界的に半ば強制的に接種され続けています。今日たまたまニュースを見ていたら、子どものコロナ感染が増えていることを取り上げていました。ある小児科医院についての映像が流れていました。そこでは医師がコロナに感染した子どもの父に「子どもはワクチン打ちましたか?」と聞く場面がありました。父は「打っていません」と、申し訳なさそうに答えていました。医師は、うーんそうですか、、みたいな感じの態度を取っていました。そういった場面ばかりを切り取ってニュースにするのはフェアじゃないと私は思います。私は、コロナワクチンの動物実験の歴史においてほとんどすべての実験で動物があっという間に死んだ、ということも、同じようにニュースで流すべきなのだと思っています。

それでは、コロナワクチン接種後亡くなった方について、初の解剖が行われた報告について考えたいと思います。

 abstractは以下です。以下引用部での太線は私です。

それまで無症状であった86歳の男性が,BNT162b2 mRNA COVID-19ワクチンの初回接種を受けた。4週間後に急性腎不全と呼吸不全で死亡した。COVID-19に特異的な症状はなかったが,死亡前にSARS-CoV-2の検査で陽性となった。Spike protein(S1)抗原結合では,免疫グロブリン(Ig)Gが有意に上昇したが,nucleocapsid IgG/IgMは惹起されなかった。剖検の結果,急性気管支肺炎と尿細管不全が死因とされたが,COVID-19に特徴的な形態学的特徴は観察されなかった。リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応による死後の分子マッピングでは,肝臓と嗅球を除くすべての検査対象臓器(口腔咽頭,嗅粘膜,気管,肺,心臓,腎臓,大脳)でSARS-CoV-2サイクル閾値に関連する値が検出された。これらの結果は,1回目のワクチン接種が免疫原性を誘導するが,真の免疫を誘導しないことを示唆しているのかもしれない。

【症例】86歳男性

【経過】現病歴は、体動脈高血圧症,慢性静脈不全,認知症,前立腺癌。2021年1月9日、RNAワクチンBNT162b2を30μgの用量で接種。当日およびその後2週間は、臨床症状は認められなかった。18日目に下痢が悪化したため入院した。COVID-19の臨床症状を呈していなかったため,特定環境下での隔離は行わなかった。臨床検査では,低色素性貧血とクレアチニン血清濃度上昇が認められた。SARS-CoV-2の抗原検査とポリメラーゼ連鎖反応(PCR)は陰性であった。下痢の原因を調べるため、胃カメラと大腸内視鏡検査を実施。大腸内視鏡検査では,左結腸彎曲部に潰瘍性病変を認め,組織学的に虚血性大腸炎と診断された。生検標本のPCR-解析で、SARS-CoV-2は陰性であった。治療はメサラジンと鉄剤の静脈内補充による支持療法であった。その後、腎不全の発症のもと、病状が悪化した。24日目、同室の患者がSARS-CoV-2陽性となった。25日目,real-time PCR(RT-PCR)によりSARS-CoV-2陽性となった。病室で同室患者から感染したと思われる。患者は発熱と呼吸困難の症状を呈し、肺聴診でクラックルが確認された。補助酸素(毎分2リットル)とセフトリアキソンによる抗生物質治療を開始したが、翌日、急性腎不全と呼吸不全のため死亡した。

 こういった状況の患者の死体解剖による観察です。まず血清中の抗体について引用します。

25日目に採取した血清中のスパイク蛋白(S1)抗原結合型免疫グロブリン(Ig)Gを測定したところ,抗体反応(8.7 U/ml,基準値<0.8~1.2 U/ml;ロシュECLIA™)が認められたが,(ヌクレオカプシド)NCP-IgG/IgMには反応がなかった(<0.1 U/ml,基準値>1.0 U/ml;ロシュECLIA™)。これらの結果は,この患者がワクチン接種により既に適切な免疫原性を獲得していたことを示している。

 この患者は、24日目に同室の方がコロナ陽性になって、25日目にコロナ陽性になったことから、同室の方から感染したという観察がなされています。そして、25日目に採血したところ、スパイク蛋白(S1)抗原結合型IgG陽性、ヌクレオカプシドIgG/IgMは陰性でした。

 ヌクレオカプシドに対する抗体は自然感染で上昇するものであり、さらに感染初期(感染から12~13日目から)に一時的に増加するIgM とクラススイッチを経て産生され長く維持されるIgGという関係性から、この患者の場合、IgG陽性であることはワクチン接種によるものだと考えられます

死後検査では、膿瘍を伴う急性両側性気管支肺炎を認め、周囲に細菌性球菌が認められた。一般的に言われているCOVID-19関連肺炎の所見はなかった。心臓は両室肥大(重量580g)が認められ,組織学的に虚血性心筋症と診断された。心臓にはトランスサイレチン型のアミロイドーシスが検出され、肺にも少量検出された。腎臓では,動脈硬化と間質性線維化を伴う慢性障害と,水硬性尿細管変性を伴う急性腎不全の両方が見られた。脳の検査では、左頭頂部の仮性組織壊死を認め、古い梗塞部位と診断された。

 ここで重要なのは、一般的に言われているCOVID-19関連肺炎の所見はなかったということだと私は考えます。

 どういうことかといいますと、ADEとは1つ目のワクチンで抗体ができていると、2つ目のウイルスに感染した場合に、体内でウイルスが大量増殖し高い致死性を示すということなのです。

 つまり一般にイメージされているような、コロナに感染して肺炎が重症化して亡くなるとかいったものではないのだということです。

 そのことを裏付けるように、この報告書は続きます。

ホルマリン固定パラフィン包埋組織の9つの異なる解剖学的部位について、分子マッピングを行った。その結果、肝臓と嗅球を除くほぼすべての臓器でウイルスRNAが検出された。

画像1

 この解剖の考察は以下の通りです。

これまでの包括的な形態学的剖検研究(Schaller et al., 2020, Edler et al., 2020, Ackermann et al., 2020)で報告されているCOVID-19の特徴的な形態学的特徴は観察されなかった。肺にびまん性肺胞障害の典型的な兆候は認められなかったが、細菌由来と思われる広範な急性気管支肺炎が確認された。その結果、この患者は気管支肺炎と急性腎不全が原因で死亡したと結論づけた。

 三度、ADEの意味を書きたいと思います。

 ADEとは1つ目のワクチンで抗体ができていると、2つ目のウイルスに感染した場合に、体内でウイルスが大量増殖し高い致死性を示すものである

 この解剖結果は、私には十分にADEが起こっている証拠に思われます。ですが、この患者の死因としては気管支肺炎と急性腎不全ということになっています。つまり本質的にはADEで亡くなっているのに「表面的な病名」で亡くなっていることにされてしまうのです

 私は調べれば調べるほど、アメリカの製薬会社がやっていることは、史上最大級の悪意を感じますしかもあり得ないほど賢い悪意です。一例としてADEに関しましては「ADEという死因」は、つけられないようになっているのだと思います。絶対にワクチンと死因の因果関係が証明されないように、完ぺきに対策が用意されているのだと思っています。

 もう第三次世界大戦は始まっているのだと私は認識しています仕掛けたのはファイザー社などの製薬会社に「兵器」を作らせたアメリカだと私は思っています。そう考えたとき、じゃあ第二次世界大戦のときに、日本とアメリカはどうだったのか考えてみます。

 アメリカはすでに勝敗が決しているのに関わらず、広島と長崎に原爆を投下しました。本能的に「殺戮」を欲しているとしか思えません。それとも、今回の史上初の遺伝子ワクチンを世界中で強制したように、原爆投下も「開発したからには人々を実験台にして試してみたい」という動機でしょうか。

 対して第二次世界大戦で日本はどうだったのでしょうか。
 「大本営発表」を繰り返しました。
  レイテ戦では、史上類を見ない戦死者97%という戦争を実施して、兵士に「死」を国は命じました
 沖縄本土決戦では、戦争なんかやりたくない沖縄の人々に集団自殺を強制しました

 今コロナワクチンにおいてやっていることは、アメリカも日本も結局、第二次世界大戦当時と同じではないでしょうか

※この記事は私個人の見解であり、いかなる組織や人とも関係ありません。

 




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