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「森林ESDリーダー」養成講座修了しました!

Hola! Canvaの Teacher Canvassador の清水です。

このサイトでは、Canva for Education を利用した教材づくりや授業づくり、Google for Educationなどの教育ICTに関する情報。

そしてぼくのライフワークにもなっているSDGs*学校教育、SDGs*子育てについての情報をお伝えしていきます。


5月上旬より、オンラインの数回と清里の実地研修1.5日を通して、森林ESDリーダーとNEALリーダーの資格取得をしてきました。

清里の会場は、標高1400mエリアのカラマツ林。
白馬や小笠原とはまた違う森の光景が待っていました。


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【主 催】 (公社)国土緑化推進機構
【共 催】 (一社)東京学芸大 Explayground 推進機構、(公財)キープ協会
「森林ESDリーダー」養成講座 参加者募集
https://www.green.or.jp/event/forest-esd-leader/
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詳細は上記LINKから。

今回は参加者が40名近く。教員は少数で、林業関係や自然保護・保全関係の方が多く、対話から生まれる「気付き」自体が自分のスキルアップとしてはとても面白かった時間となりました。

実施研修1日目。会場に向かう前に個人的なウォーミングアップ。
やはりここです。僕にとっての清里のホームとも言える「八ヶ岳ふれあい自然センター」。
表から見るよりも・・・
裏・後ろから見て、楽しむアクティビティ。言葉の使い方が面白い!

そして、科学的な見方・考え方をはたらかせることで見えてくるこちら。
樹上性野生動物のためのアニマルパスウェイ。
左右のポールの両脇の森には枝が端のように人工的に設置されています。
ロープもあったり。
登りやすいように木の皮で巻いてあったり。


参加者の方と話している中で、何度もCanva for Educationの話題も。
初めてお会いする方でのC4Eの利用や実際の授業での利活用、話題が広がります。
エゾハルゼミ。初夏を感じさせます。が、野鳥愛好家にとっては
野鳥の「地鳴り」も聞きたいので、もう少し静かにして欲しいというご意見も。なるほど。
森の中は新緑のピーク。ツツジが映えます。
森林や水辺をSTEAM教育等と絡めて、どうプログラム化するのか。
ただの2時間自然体験は過去の話。
日野市の移動教室では実施しなかった、伐倒(木を倒す)時間も入れます。
すごいなぁ。で終わらせる時間ではないっす。
伐倒した木を森から持ち出す「アイテム」作りも一つのプログラムとして準備。
こういうアイデア「〜やりたい!」を探究の学習サイクルの連動させて
作る・運営するのがESDリーダーの役目の一つ。
中央下部に見える金属製で「コ」の字の形状「かすがい」を使うのか使わないのか。
それだけでも、教材になります。
STEAM教育との連動。森の中で10m四方を作る時間。
100平方メートルを作り、その中の指定した樹木数を数えることで
エリア全体の樹木数を予想していきます。(エリア内で複数計測)
気温的にはちょっと早いぞオオオミズアオ。
後翅の眼状紋がオナガミズアオの眼状紋に比べてより楕円形で小さく見える・・・区別の仕方。
今回は自治体での事前学習・雨プログラム用に
森のボードゲーム、「きこりものがたり」の体験も。

シンプルな作りですが、かなり奥深いルール設定。
経済状況と連動させながら持続可能な森づくりにしていくとは・・・


今回の講師の一人、キープ協会の鳥屋尾さん。
直々に森での時間を共有していただきました。
道なきみちを進んでいくと足元には・・・
何かの骨。ここから想像・物語が膨らみます。
森のお散歩時間、やはり楽しい。

今回の森林ESDリーダーは、国内初事例ということでこれからの横展開が期待されます。

*小金井市の移動教室
高学年の清里での自然体験教室における、森林活用「探究」プログラムでのESDリーダーの活動。

森林環境贈与税の活用

この2点が取り組みとしては国内初・・・ではないかなと思われます。
2番手、3番手が出てくるのか。それとも、森林をほぼ持たない自治体においては森林環境贈与税がどんどん貯まっていくのか・・・。

今後の小金井市の移動教室&森林ESDリーダーの展開にご期待ください!

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