水泳が始まりましたね。
小学校体育では、他教科と異なり教科書がありません。学研などから児童向けの資料(副読本)がありますが、いわゆる教科書として利用することは、多くはないと思われます。
ですが、年間では体育の授業時数は
1年生 102時間
2年生〜4年生 105時間
5・6年生 90時間
と週2回・3回程度の割合ですから、丁寧に・しっかり・確実に行うことは必須です。
水泳指導が始まる6月。
僕が毎回確認するのが、学校体育実技指導資料第4集「水泳指導の手引(三訂版)」
文科省資料ではありますが、なんとAmazonでも購入できます。
学習指導要領における各学年との系統性や、運動としてのつながりを「水泳」視点で俯瞰的に見るには抜群に良いです。
これを読むと、いかに4年生までの間に
* 水に慣れる遊び
* 浮く・もぐる遊び
* 浮く運動
* 泳ぐ運動
をやっておく必要性があるのかジワジワと理解ができ・・・ます。まだできてはいませんが、少なくとも中学年や低学年の段階で、公立小学校のプールでの学習として、クロールや平泳ぎなどの泳法についてガツガツやるのは、発展的であるということは理解ができるかと思われます。
それゆえ、通知表の評価基準も自ずと決まってくるわけですから、保護者の方や授業者は5・6年生での泳法取得のための入学からの4年間だと思えれば、楽しい・安全な「プールでの学習」にもなっていくのではないかなと思うのです。
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