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自己決定することを日常の中に。学校での主体性の育成は日本サッカーを強くする。

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とある学年の算数テスト。

いわゆるカラーテストなので、20分もあれば完了。

残りの時間は・・・学級担任であれば、学活や違う教科などを行うことが多いのですが、今年は飛び込み授業スタイルな日々なので、算数であれば算数な45分間(当たり前か・・・学級担任だと臨機応変に変えられます。)。

個別最適化をさらに追及するならば、こここそがICTの出番。#qubena のようなAI型の算数ドリルとまではいかないにしても、#eライブラリ のような即時丸つけしてくれ、レベルアップ問題もたくさんあるようなICT系の教材が役立つ。

が、ICTインフラがもう少しで来る(はず)な現状での個別最適化の一つの方法として、これも有効。内発的動機付けやる気スイッチを促します。

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工夫① → いわゆるプリント5枚(レベル様々)
工夫② → 好きなものから選んで良い
工夫③ → 見た目が楽しそうなものほど、内容が濃い・難易度高め。
工夫④ → 2枚目以降は「おかわり!」というフレーズ
工夫⑤ → 丸つけは教室内外の各所に掲示され、自分で丸つけ。
工夫⑥ → 時間制限=プレッシャー状況を作り出す。
      ただし、枚数の多さではなくチャレンジすることが大事
      幾度となく伝える。

大事なのは自己決定すること。ここにやる気スイッチの源があります。そして、こういう小さい自己決定の連続が主体的な態度=いわゆる自分からどんどんやる子、チャレンジする子、失敗しても成功の母と捉えられる強いメンタリティーの育成にもつながり・・・僕の中では(勝手に)日本サッカー今よりももっと強くなる土壌にも繋がっていくと思っています(笑)。



恐らく、こういうちょっとした工夫は各学級の担任の先生方が全国津々浦々、様々な方法で実践されているはず。そういった工夫を、どう若手へ継承していくのか。大量退職・希望者激減の小学校教員事情を考えると、喫緊の課題であります。



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