一言申すに対して一言申す!(200906伏木先生講演会*辰野町)
ここ最近、繰り返して見ている・聴いているのがこちらの講演会。
信州大学の伏木久始教授が、これからの学校教育に求められる自律的な学びについて、
①少子人口減少社会
②未来に生きる子供たちに求められる教育
③地域と共に歩む学校づくり
の3点で話題提供・・・というよりかは、結構バッサリ切り込んでいる感じです。
オススメは3つ。
>11:45「少人数だからこそ・・・」
これは小谷小学校勤務でも感じたことですが、少人数・単学級だからこその強みがあります。特に、機動力。これに関しては、隣のクラスを気にしなくても良いと言う、横並び意識からのいい意味で脱却が図れます。(笑)また、ICT機器を重点的に使うと言う意味でも、人数が多すぎないことは非常に重要。日常的なメンテナンスは、やっぱり現場の教員ですからね。個人的には、15人〜20人程度が学習集団としては、いいかなと感じるこの頃です。
>27:49「そんな人を企業は求めていない」
日常の授業でも「知識」を使って問題解決をすると言う授業スタイルが必要ですよね。意見が合わない人とも折り合いを付ける。個性的な人と繋がる。また、その繋がりから今までにないものを産み出す。
こう言ったことを、学校で1日に1回・・・週に5回・・・月に20回・・・1年間で・・・って考えたら、日常の授業の質の向上が、社会に出るための学校としての存在意義にも意味をなしてくると思うのです。
知識習得型の授業から知識活用型の授業へ!
>1:00:39「これが日本の・・・」
笑顔でそのまま終わるのか・・・と思いきや、Q.本日の公演内容は?と言う質問に対して一言申すと言った人に、ディスカッションでどうぞと提案して終わる形。最後まで気が抜けない(笑)
他にも思わず前のめりになる、話題がたくさん。南信エリアの実践や、北欧の教育行政のお話など、かなり盛りだくさんの中に、長野県教育に対して一言申す話題も混ぜ込まれております。
気になった方はぜひご覧になってください。オススメします!
*****教育つれづれ日誌(内田洋行教育総合研究所)*****
月2回寄稿しています【教育つれづれ日誌】
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