49歳で初めて参加したハッカソンから得た体験と学びとつながりの話
このnoteは国内最大級の女性&ノンバイナリーの方向けハッカソン「Dots to Code」に参加した、地方在住の会社員まきねえの体験記です。
主催者代表いしてぃとの出会い
プログラミングスクールの門を叩いたのは2年前。半年ほど通って、卒業制作はどうにか提出したけれど、それからコードと向き合うことはほぼ皆無の生活を送る日々…。
卒業まもない頃は感じていた、コードを書かない罪悪感もすっかり消えつつあった2023年の11月、私は1週間の東京出張に来ていた。
ちょうどAI関連の新規事業案件を持っていたことから、Women AI InitiativeというコミュニティのMeet upに参加し、そこでイベント告知をしていたのがDots to Code主催者で大学生のいしてぃだった。
大人が大勢いるMeet upで堂々とハッカソン参加を呼びかける姿が印象的でずっと心に残っていた。
ハッカソンなんて私にはハードル高いし、と言い聞かせながら、Xでいしてぃをフォロー。Xの投稿でどんどん増える参加人数。気になってしかたがない。私がエントリーしてもいいだろうか?どうする?エイヤッ!!
勢いで申し込んだ私の心境はご覧の通り↑↑↑
キックオフ
申し込むとSlackに招待され、参加者は自己紹介をする。
予想はしていたが大学生が主催のハッカソンは、当然参加者も大学生が中心。つまり、
Slackの雰囲気が若い!!!゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・。
こういう若さいっぱいのSlackを覗けたのも、ハッカソンに参加して得た体験のひとつ✧*。(ˊᗜˋ*)✧*。
そして迎えたキックオフの当日。
1時間ほどの概要説明を受けて、チームを発表された。
私は個人でエントリーしていたがチーム開発を希望していたので、事務局が同じような人を組み合わせて、チーム編成をしてくれた。
どんな方々だろうか。足引っ張らないようにしなきゃな。
Slackにチームのチャネルも用意され、やりとりが始まった。
チームメンバー顔合わせ
とりあえずWeb会議でも!という流れで「aroundか何かで顔合わせしますか?」とのお誘い。
ん?around?聞いたことないぞ!
ググってみるとAroundはMiro社によるWeb会議システムだった。
知らないWeb会議システムとの出会い、それもまたハッカソンならではの貴重な体験。
私たちのチームはだいたい40代以上のメンバーで構成されたDots to Codeではシニアチーム。
まえさん:Webエンジニアでつよつよ
なごっちさん:HTMLやCSSが触れる、Python初心者
Sonoさん:プログラミング未経験
ワタシ:半年間のプログラミングスクールに通った経験あり
全員ハッカソンは初めてだったが、技術面では全面的にまえさんの力を借りることになった。
チーム開発ともくもく会
まずは何を作るかブレスト会議!
いろんなアイデアが出たものをMiroに書き込んでいく。
アプリのコンセプトと大まかな仕様が決まっていく。
初めてのチーム開発で勝手がわからずにいたが、まえさんが環境構築からフォローしてくれ、GitHubにも招待してくれた。
開発用データをローカルに落とし、ずっと言葉だけは知っていたがやったことなかった、ブランチを切る!━━╋⊂(*`-∀-)彡 スパッ!!
中間報告以降はほぼ毎晩もくもく部屋に集まれる人は集合し、打合せや
エラー解消のコードレビューをお願いしたりした。
チーム開発ならではの、プッシュ⇒プルリク⇒マージ⇒デプロイも経験させてもらった。
ひとつ誤算だったのは、毎晩、小3次女がもくもく会に参加してきたこと。
母としては早く寝て欲しいのだが「今日もやるんやろ?」とすっかりチームの一員気分。「私も意見が言いたい!」とデザインや背景に要望を出してきて、やさしいチームメイトがそれを採用してくれて、UIに統一感がなくなってしまった(´._.`).。oஇ
最終報告会
そしてついに最終報告会。上位20チームに選ばれればファイナルのピッチ大会に出場できる。プレゼンタイムはデモを含めて3分間。
どのチームの発表もとてもユニークで20代特有の繊細さを含んでおり、アラフィフの私からするとコンセプトを見ているだけで、え?そういう課題設定の切り口があるのか!と目から鱗が落ちまくっていた。
そしてコンセプトだけでなく、しっかり実装もともなっていて、どれも素晴らしいプロダクトばかりだった。
投票の結果、私たちのチームは残念ながらファイナルには残れなかった。
チームとしての悔しさはあったが、この場にたどり着けたことへの達成感が上回り、私個人としては充足感で満たされていた。
今回開発したアプリ「ほめるん」
私たちが開発したのは人をほめるのを手伝ってくれる、ほめ特化型SNS『ほめるん』です。良かったら、ぜひ遊んでください٩(๑•ω•๑)۶♬
セキュリティルールが弱いので新規登録で本当のemailアドレスは入れない方がいいです。よければこちらのID・パスワードをご使用ください。
mae@example.com
password
おわりに
ハッカソンなんて一生縁がない人生だと思っていた私に、仕事では得られないつながりや、消費するだけでは得られない喜びを与えてくださった、Dots to Code事務局メンバーに心から感謝を申し上げます。
本当に本当にありがとうございました!!
そして今回、縁あって同じチームになった、まえさん、なごっちさん、Sonoさん、全員のリーダーシップとフォロワーシップがあったからこそ、途中で棄権することなく、最終報告会の日を迎えられました。
私たちは間違いなくワンチームだったと自負しています!
最後にDots to Codeをサポートくださったスポンサー企業様に厚く御礼申し上げます。
3/29(金)ファイナルピッチイベント観覧者募集
Dots to Codeはまだ終わっていません!
今からクライマックスを迎えるのです!!
素晴らしい感性と技術力が集結したハッカソンのグランプリを決めるピッチイベントが開催されます!!!
<日時場所>
日付:2024年3月29日(金)
時間:13:00〜18:00(12:00開場)
場所:東京ドームシティーシアターGロッソ
観覧:無料
ぜひ会場に足を運んで、ファイナリスト20組を応援してください!!
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