【行動イノベーション 10秒ノート】お披露目会に行ってきた。

いざ、参らん！

と言ったかどうかは定かではないが、今日は、あの織田信長も桶狭間出陣前に必勝祈願としたという熱田神宮に参拝。そして、ぼく自身も「いざ、参らん！」と未来に指差した状態になってきた。

というのも、本日は、ぼくのコーチングの先生、のぶ先生の「行動イノベーション　10秒ノート」のお披露目会がこの熱田神宮で行われたのだ。しかも、なんと、のぶ先生直伝のノート術の口伝付き。というわけで、「10秒ノート」出陣式の実況中継の始まり始まりぃ〜

時刻は午前9時過ぎ。名鉄の神宮前駅を降りると、見上げる空は、天高く馬肥ゆる秋、そんな言葉を思い出すほど、突き抜けるような青。頬に触れる冷たい空気に身も心もキリリと引き締まる。

道を渡るとすぐの鳥居をくぐると、大木のアーケードに覆われた参道。薄暗がりが、より一層のおごそかさを感じさせる。会場に到着すると、そこはすでに参加者の熱気でムンムン、みなさん、のぶ先生のお出ましを、今か今かと待っている。

「こんにちは」　のぶ先生の、いつものように暖かくてやわらかい声。いよいよお披露目会の始まりである。

講演は、のぶ先生の来し方から始まった。

• コーチになる以前のダメダメだった会社員時代。

• もがき苦しむ中で出会ったコーチンングとアドラー心理学。

• そして良質のセルフイメージを纏い「理想の自分」に近づいていくため行動を重ねてきたこと

それが今の「自分」につながっている。数々の成功者をサポートし、ベストセラー作家となった今だけど、もっと多くの人に寄り添ってサポートしたい。とはいえ一人では限界がある。

なんとか、みなさんがご自身の力で行動イノベーションを実践できる方法がないものか、そんな思いで作ったのが「行動イノベーション　10秒ノート」

なるほど、なるほど、そういうことか、自分で「やる気に頼らず行動できる」ようになれるのかと、ページを開くと、馴染みの深い四つの正方形。表紙の裏には、「ノートの使い方」まで書いてある。なんともありがたいことである。

いざ読もうと思ったのも束の間、そこは今回のお披露目会の目玉、のぶ先生の直々の口伝が始まった。

まずは、デイリーページ、四つの正方形の左上、今日一日の「嬉しかったこと」「良かったこと」「感謝したいこと」から始めていきます。どんなに小さなことでも構いませんし、今、思いつかないという方も大丈夫です。筋トレと同じで、続けていけば思い出し筋が鍛えられて自然とできるようになりますから。

のぶ先生の暖かい声に包まれて、会場全体がペンを手に書き始める。

しばらくすると、それでは、書けた方は、隣の方とシェアしてみましょうかとの声。思いきって話しかけると相手の方はとっても気さく。これも、のぶ先生の人徳かと感心しながら、お互いに「良いこと話」を話していると、それはまるで元気の交換会。満たされた気分になる。

それでは、次は右上、今、書いたことを俯瞰目線で「どう感じたのか」を書いてみましょう、シェアしましょう。それでは、左下「今日一日、本当はどうしたい？」、次は右下「10秒アクション」つまりは最初の一歩。詳細はノートに譲るが、スラスラと進んでいくと、あれっ、みなさん、本当に初めてですか。最後のアクションプランまで書けてしまっている！

のだが、実はこれにはタネも仕掛けもあるのである。というのも、今回、この四つの正方形を書き始める前、ぼくたちは一つのワークをやっていった。

それが「ぶっ飛んだ目標」シート

ぶっ飛んだ目標とは、現状の延長線上にある目標ではなく、文字通り、ぶっ飛んでる目標のこと。少し言い換えると、ちょっと無理目かもしれない、でも、本当にやりたいこと。達成してる自分を想像したら、嬉しくて、楽しくて、ワクワクして、だからそっちに向かいたい、そう思ってしまうような素敵な目標。

四つの正方形に取り掛かる前、ぼくたちは、時間をとってぶっ飛んだ目標を書き出していた。さらにそれをみんなでシェアした。少し照れくさいと思いながらも、そこは本当にやりたいことの話、みんな、イキイキと興奮気味に語っていた。

その上でのデイリーページ。ぶっ飛んだ目標をイメージしながらの「今日一日、本当はどうしたい？」なのだ。だから、みんな、嬉しくて、楽しくて、ワクワクして、だからそっちに向かいたくなっている。だから、アクションプランだって、スーッと出る。きっとその後の10秒アクション、最初の一歩も軽く踏み出せたに違いないと、タネも仕掛けもありありなのだ。

ちなみに、のぶ先生のお勧めは、「ぶっ飛んだ目標」シートをクリアファイルに入れて10秒ノートのしおりにすること。そうすれば、毎日、自然と目標を見直せる。そして、まるで自分がそれを既に達成したかのような気分になって、デイリーページをつけられる。だから成功確率爆あがりというわけ。

いや〜、全く、なにからなにまで計算済みということですね、ほんと、のぶ先生には恐れ入ります、と思いながら、その後は、参加者の皆さんと、楽しくお食事をして、最後に熱田神宮の本殿に参拝して解散。

なのだが、もちろん帰りの新幹線でも、その興奮は冷めやらず。いざ、参らん！と、勢い込んで、ぼくが向かった先は駅ビルの文具店。早速、クリアファイルを購入して、明日の朝のデイリーページが楽しみで仕方ないなんて、興奮がまだまだ続く夜なのである。

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