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23.2.11為替相場の節目 3月中銀ウィーク

中銀の利上げ打ち止め待ち 金利相場

来月(3月)は主要国の中銀の会合が集中する月につき金融政策の進展が注目されます。

nikkei225jp.com
https://nikkei225jp.com/bond/

特に利上げの最終到達点は5%を目安とされています。今後、米国、EUの順に5%超えで利上げを鈍化し、打ち止める事が想定されます。
 シナリオとしては春に米国、年央にEUが利上げ打ち止めの見込みです。
 一方、周回遅れの日本は日銀新総裁の下、緩和終了の出口戦略が待たれます。脱デフレに向けた賃上げの進捗を先行指標に政策変更(緩和終了)のタイミングをウォッチしていきます。

各国中銀の政策変更タイミング(予想)
相場トレンドの転換点

新日銀総裁の船出

現時点では日銀は金融緩和の手じまいを見据えつつも緩和の継続が必要と判断しています。今週、日銀内の人事案も以下のとおり出揃いました。

日銀総裁&副総裁の人事案(2月公表)

 雨宮氏が辞退しサプライズとなりましたが、為替の落ち着きとともに相場トレンドも新たな局面を迎えるかもしれません。
 登録した銘柄について新たな相場トレンドの視点で見直す事も念頭に来週の決算銘柄をチェックしていきます。

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