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23.7.18株価は来週の中銀ウィーク前の様子見姿勢

7/26-28にかけて日米欧の中央銀行が金融政策の見解をリリースします。米欧は利上げ進捗、日本は利上げ可否が注目されています。
 米欧はインフレ抑制を目的とした利上げの連続により景気減速感が懸念されています。加えて中国景気の回復鈍化がさらに景気を冷え込ませるおそれがあります。
 本日(7/18)の米経済指標は予想値を下回り景気を減速させています。

米景気減速 
結果(右端)が予想値(中央)を下回る
外為どっとコム
https://www.gaitame.com/markets/calendar/

 G20では米欧の利上げに伴い新興国の通貨価値が下落し景気悪化を引き起こす懸念がフォーカスされました。
 本日インフレの再燃も浮上しています。
ロシアがウクライナ産の穀物輸送の合意を破棄、食糧不足の再燃です。
 原油は脱石油&中国需要減、そしてOPECプラスの減産により値上がりしつつあります。
 インフレ&景気悪化は最悪のシナリオ、スタグフレーションです。
 来週(7/26-28)の中銀の動向、再来週の日米中の経済指標、双方の進展を確認しつつ、並行して個別銘柄の決算チェックを行い、全体相場と業種の景況感を加味した銘柄を選定していきます。

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