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24.8.31日本市場の下半期展望 米AI天井/個人消費&コモディティ減

米景気後退 製造業⤵️⇨個人消費⤵️

 景気後退は製造業⇨個人消費の順に不況を連鎖します。先行指標を手がかりに景況感をウォッチしていきます。なおコモディティ(銅/アルミニウム)の価格も製造業の主原料につき景況感の先行指標になります。例外として原油は米国の増産により価格を抑制できるため対象外になります。株価は景気を先行して織り込みます。先行指標(経済指標)の悪化は株価下落の前兆です。

💹主な米経済指標
・製造業の景況感:ISM
・個人消費:失業率、雇用統計

直近の日米中の経済指標&確認事項(?)まとめ

日経平均株価 秋調整後41,000突破見込み

 日経平均株価は4年サイクル(3年⤴️1年↘️)の傾向にあります。最高値38,915を突破後、7/11まで上昇を続けた後、8/2&5暴落、8/16半値戻し、その後は横ばいの踊り場です。円高トレンド、米中景気減速、そして11/5米大統領選を控えて様子見の姿勢でもあります。加えて宇露戦争も山場を迎えています。ロシア領内のクルスク州が戦地となっています。先の第二次世界大戦では独ソの激戦地として戦争終結(独敗北)の布石になりました。米大統領選後の停戦協定の節目として戦局が注目されます。なお、秋口に不安要素が顕在化し、悪材料を出尽くせば年末に向けての株高が期待されます。

8/16半値戻し後、横ばい(踊り場)

東証改革 「株価を意識した経営」の進捗報告

 東証は「株価を意識した経営」の要請から1年後の進捗状況を公表、9月以降に順次、続報がフォローアップされます。

🗓️今後のスケジュール
 9月開示企業リスト(上場企業支援ツール)改良
10月少数株主保護(従属会社)に向けた取組報告
11月ポイント・事例集アップデート

 なおグロース市場の認知度アップに向けた動画サイトも一覧化されています。会社説明の動画はコンパクト(5分弱)で分かり易いです。

💹注目銘柄
・6224 JRC ニッチトップ(コンベヤ市場)
・6557 AIAIグループ 優待(QUOカード1.5万円)
・9338 INFORICH スマホ充電器レンタル

 機関投資家に注目され低迷するグロース市場の起爆剤(株価上昇)になればと思います。

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