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23.12.19株式相場の2つの節目 12/19日銀会合&12/22米PCE 賃上げが株高の支え

日本株の2つの節目 日銀会合&米PCE

 12/19日銀金融政策決定会合後に植田総裁の会見があります。これまでチャレンジング発言で利上げの地ならしを行い、一方で早期のマイナス金利解除をけん制しました。金融政策の修正シナリオに注目が集まります。
 市場予想は現状維持につきサプライズ発言となれば相場トレンドを転換させかねません。

12/19日銀金融政策決定会合
nikkei225jp.com
https://nikkei225jp.com/bond/

 12/22米PCE(個人消費支出)はインフレ進捗の手がかりになるため、利下げシナリオに影響大です。現在の米株は過熱感のある楽観相場です。インフレ再燃のサプライズとなれば大きな下落を招きかねず警戒されます。

12/22米PCE(個人消費支出)
外為どっとコム
https://www.gaitame.com/markets/calendar/

脱デフレ(値上げ↔︎賃上げ)は株高転換

 株価は企業業績に連動します。インフレ下での高収益は先行投資、特に人財確保が原動力になります。賃上げは人材獲得の最たるアプローチです。日本企業は国策(賃上げ企業に減税)を追い風に賃上げに前向きです。
 米中景気に依存せず、円高にも耐性のある企業がこれからの有望株となりえます。

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