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23.5.15株急落の地雷3選 日米中に警戒もセルインメイ(5月天井)は無し⁈

株急落の地雷3選☞三ヶ国のリスク注視

🔸日本:日銀の利上げ(金融緩和の修正)
 ☞政府は日銀へ金融緩和の修正を要請、賃上げの継続を前提に脱インフレを目論みますが利上げは企業の先行投資を抑制し景気減速をもたらします。企業業績の悪化は株安につながり今後の日銀金融政策決定会合(6,7,9月)は注視されます。

日銀 6,7,9月の利上げに警戒

🔸米国:6/1政府デフォルト
 ☞毎年のイベントですが今年のデフォルトは来年の大統領選挙を見据えた駆け引きで株価の急落に発展しかねません。デフォルトは免れる見込みですが、6月以降まで難航するのであれば株価が急落するおそれがあります。
 5/18日米首脳会談とともに行方が気になります。

5/18日米首脳会談
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-15/RUOA5JT1UM0W01

🔸中国:経済回復の息切れ(不動産リスクの本格化) 
 ☞ゼロコロナ解除に伴い景気回復しましたが5月以降は景気減速、雇用が弱く、加えて米中対立も顕在化しつつあり、外需(半導体/IT)の成長が鈍化しています。
 上海総合指数の下落が先行指標として警戒されます。

未来の不動産リスクを織り込み下落⁈

 5/19から広島サミットが開幕します。
首脳会談が喫緊のリスクを回避する節目となるか注目されます。国内ではサミット後の衆院解散・総選挙も噂されます。
 様々な思惑が絡み合い、新たなトレンドの転換点を迎えるかもしれません。

広島サミット
https://www.g7hiroshima.go.jp/

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