見出し画像

24.3.1 2月決算シーズンの株価動向 3要因:円安/値上げ/中国経済減速

企業を取り巻く環境変化で企業業績に明暗

 2024年2月決算シーズンを総論すると、コロナ後の経済の正常化、挽回生産&人流回復を主軸に円安効果&インバウンド効果が追い風となって業種間に業績の明暗が分かれました。
 例えば自動車、空運・鉄道には追い風、一方で中国経済減速を逆風に需要減が大きく響き、化学、電子部品は減益しました。

自動車業界の株高の象徴
化学業界の厳しい展望
但し三井化学は底入れ上昇中

来期業績(25.3)の見通し

 来期(25.3)も中国経済の底入れは不透明、引き続き化学&電子部品は厳しい市況です。
 円安効果は各国の利下げ後退により予想外に継続する見込み、円高シフトは先送りです。
 有望株のサインは利益率の向上(値上げ)&先行投資(設備投資/人財:賃上げ)の積極性です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?