見出し画像

23.7.8日本株推移&各国の経済見通し

日経平均株価のメインシナリオ

 下半期を機に日経平均株価のメインシナリオを予測しました。年後半は底堅い推移、節目は決算シーズン(7月下旬-8/15)、テールリスクは露原発&台湾有事を見立てています。
 今後はアノマリー(七夕天井天神底)が機能してリバランス(株高分の売却)により一時的に下落するも下旬からの決算シーズンの上方修正(円安効果)を節目に底入れ上昇を期待しています。

🔸日経平均株価の推移シナリオ
◦レンジ(EPS(24百+5%増)✖️PER(12-15))
 ☞27,000〜34,000

◦暴落底値(PBR1=BPS)
 ☞24,000

四季報夏号(2023年)より抜粋
今期(24.3予)純利益 5.5%(前期比)☞EPS約5%増
nikkei225jp.com
https://nikkei225jp.com/data/per.php
株価レンジ:EPS(2,160✖️1.05)✖️PER12-15
テールリスク:暴落底値 約24,000(PBR1=BPS)

有望株の選定要件は以下の2点になります。
◦株主還元(配当/自社株買い)の強化
◦ビジョン(持続的な成長)の実現性


 特にビジョンの情報源として以下の4つのIR情報のうち【資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について】は新たなカタリストとして注目されます。

◦決算説明書
◦中期経営計画
◦上場維持基準の適合に向けた計画
資本コストや株価を意識した経営の実現に向
  けた対応について


 たとえば次の3社は【資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について】のリリースを機に株価を上昇させています。

3443川田テクノロジーズ
9069センコーグループHD
9368キムラユニティー

JPX資料
資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について
https://www.jpx.co.jp/news/1020/20230331-01.html

各国の経済見通し(箇条書き)

米国🇺🇸
⭕️利上げ停止&大統領選の景気対策
❌強欲インフレ(便乗値上げ)&個人消費鈍化

日本🇯🇵
⭕️企業業績の堅調さ
❌懸念(金融引き締め&円高)130円台ならOK

転換点
決算シーズン(海外勢売買&株主還元&東証要請)
中国リスク(中国→日本へ資金シフト持続性)
テールリスク(台湾有事&露原爆)

岸田&バイデンの施策は連携して経済対策展開
ドル円為替は130台が理想、140台は介入警戒
例)TSMCは米企業出資者の発端で日本誘致は既定路線

米国🇺🇸
☞インフレ抑制につきドル高容認も米企業の収益↓(価格競争力失う)

日本🇯🇵
☞利上げせず為替介入で各国の経済支え
 政治的な思惑(修正は日米選挙3ヶ月前)
 骨太方針は決めきれない方針羅列で期待無し

中国🇨🇳
☞成長鈍化(人口減/米の中国叩き/先進国の課題
 直面(日本の10倍規模で影響大)

インド🇮🇳
☞着実に成長も急成長せず(他民族で足並み揃
 わず)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?