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23.12.7日本株 過熱感と調整の狭間で乱高下 12/8米雇用統計が節目

加熱感と調整の狭間の日本株

 日本株の25日騰落レシオが乱高下しています。加熱感の節目120を何度もタッチしては下落しています。

日本株 25日騰落レシオ 加熱節目(120)に何度もタッチ
nikkei225jp.com

 今週は以下が注目され、12/6は激しい下落でした。12/8米雇用はストライキ後の増加が見込まれますが、予想値(19万人)超えとなると労働力の不足(人件費↑)→インフレ健在→利下げ先送りとなり株安の恐れがあります。

・12/6(水)メジャーSQの魔の水曜日
・12/8(金)米雇用統計

株式相場は米雇用統計待ち(=19万人以下の利下げ期待)
外為どっとコム

債券高の不安定な相場感

 米長期金利の下落に伴い上昇した米株の勢いが鈍化しています。
 利下げ観測が織り込まれ、次なるリスク:米中の景気後退が危惧されます。
 加えて債券高はリスク回避とも受け取れます。市場は来年の利下げの前倒しを想定しています。今後12/8米雇用統計を受けて、今月中旬の中銀ウィークでの各国の利下げ方針が注目され、年末高、そして来年2024年の相場の行方の手がかりになります。

中銀ウィーク
12/13米FOMC、12/14ECB、12/19日銀
nikkei225jp.com

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