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23.9.16米インフレ再開の懸念 9/21FOMC利上げ注視も株価上昇

米インフレ再開のサイン点灯

 卸売物価指数が前月比増、企業の商品原価の増加が見込まれ、さらなる値上げが危惧されます。なお食糧、エネルギー除いたコア指数は減少傾向であるため、コスト増(原油高)が主要因と考えられます。

個人消費の減速懸念

 一方で小売売上高は前月比減、個人消費が減少しています。

予想より良いが前月比減

 結果としてインフレ上昇に伴う追加の利上げが再開し、景気減速が警戒されます。9/21FOMCの方針が注目されますが、現時点では株価に影響はない模様です。

米卸売物価指数が上昇も株価には影響なし

直近の日本株の動向

 9/8の海外投資家は売越へ逆戻りしました。
米政府が債務超過を懸念して米学生ローンの免除を解除し、返済を再開した事も要因に挙げられています。

海外投資家 売越へ反転

 一方で明るいニュースとして中国の個人消費の回復が挙げられます。8月小売売上高が前月比増、矢継ぎ早の景気刺激策が功を奏しています。中国関連株の反発、中国からのインバウンド効果を期待します。

個人消費の回復に期待

 直近の日本株は高値圏で推移しています。メジャーSQデーの下落分を取り戻し、3.3万円台まで戻しました。来週は中銀デーを控えて様子見の姿勢が考えられます。

過熱感あるも上昇トレンドを形成し高止まり

 明日からの3連休で四季報秋号から株主還元&好業績の銘柄をウォッチ銘柄に登録し金利&為替変動の耐性度を見極めて買い増していけたらと思います。

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