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23.1.15 第6回資産運用EXPO春 3日目 日本経済の見通し

公聴したセミナーのメモ書き&所感

 日本経済は相対的な堅調さに期待しつつも米欧の景気後退にさらされ見通し悪く、加えて中国のゼロコロナ→景気優先へ舵を切った波及効果、特にインバウンド効果と米中対立の行方により企業業績が大きく影響を受ける事が見込まれます。
 増税を前提とした日本政府の政策の懸念にも注視し、経済構造が変革される過渡期のなかで新たに生まれるリーディング企業を発掘していけたらと思います。

2023年リスクシナリオ
〜世界経済〜
👉グローバリゼーションと低金利の終焉に伴い新たな経済構造の黎明期

〜日本経済〜
👉景気落ち着いたさなかで増税しデフレ継続
・4月選挙後に増税の本格化で不景気にシフト

GDPの現状
👉コロナ前に回復も比較対象に注意
・コロナ前の水準(19.4Q:消費増税後)は好景気の水準でなく増税後の下落から元に戻ったレベル

日本の物価(悪いインフレ:賃金<物価)
👉景気回復まで金融緩和が妥当も利上げ思惑
   19年消費増税で消費減(コロナでない)
・持家の帰属家賃を除く総合=国民の肌感覚
・(*)円安&食&エネ高が要因(イレギュラー)

為替
👉日米金利差の縮小で円高トレンドも貿易赤字の定着で円安戻りを危惧

日本のデフレスパイラル
👉インフレ主要因は外部要因(*)、内需弱い。
節約→安売り→デフレ→企業減収→賃金減

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