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23.6.29中小型株に妙味 GNTに物色循環

グローバルニッチトップ企業(GNT)

 大型株の利益確定が進み、次なる投資先として循環物色されるさなかでJSRが大手半導体企業に買収され株価を急上昇させました。
 今後は海外投資家からニッチな分野で技術力のある中小企業(=GNT)は評価され株価上昇が見込まれます。特にGNTに連続で選定されている企業は有力です。
 益々、国策を追い風に好業績を生み出し日本株の上昇に寄与する事を期待します。

2020年グローバルニッチトップ企業 100選
経産省
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/gnt100/pdf/2020_gnt100_company_list.pdf

 加えてGNTの選定要件(4つの重視したポイント)はメーカー企業の銘柄分析の切り口として有益につき参考にしていきます。さらに6月に集中している株主総会の3つの主要な議題、①成長戦略、②株主還元、そして③企業統治に見込みのある企業は多いに期待されます。

2020年版 グローバルニッチトップ企業の内訳&選定4ポイント
経産省
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/gnt100/pdf/2020_gnt100_result.pdf

 現在145円/ドルを節目に為替介入が警戒されていますが、当面は円安の恩恵を受ける外需は高収益です。長期目線では主要国の景気減速とインフレ抑制により利上げは中止され日米金利差が縮小し円高へシフトが想定されます。
 年末あたりで円安が落ち着き賃上げの見込みが立つタイミングで日銀は利上げ(金融政策の修正)に着手するかもしれません。
 健全なインフレ(物価高⇔賃上げ)は日本経済の明るい未来社会です。そして良いインフレに先行して株価が持続的な上昇トレンドを描くシナリオが新NISAを介して全国民に等しく利益を享受できる社会になれればと思います。

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