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24.3.30日本経済 2月底入れ 改善傾向 生産&輸送用機械・石油製品が牽引

3-4月生産予測は回復基調

 1月の能登半島地震による供給網の分断、自動車メーカによる品質不正事件を受けて、一時的な減産期間がありましたが、2月を底値に反転、回復基調が期待されています。

3-4月は正常化に向けて製造業は回復基調
経産省HP 関連/最新記事
https://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/archive/kako/20240329_2.html

生産&輸送用機械&石油製品が牽引、パルプ/化学工業は鈍化の見込み

  2月は以下のとおり化学工業&パルプ・紙が牽引しましたが、3月からは上記のとおり一転、鈍化、代わりに生産&輸送用機械、石油製品が牽引役になります。

1月減産が尾を引く自動車&輸送工業

 今期(24.3)業績への影響は限定的、販売価格の上昇で相殺される公算です。中国向け販売も春節の機会損失が懸念されますが、中国経済の景気低迷もあり影響は小さいと考えられます。
 5月の決算シーズンの来期(25.3)に注目です。

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