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23.5.22好悪材料の進捗ウォッチ 過熱感ある日本株の下落タイミング警戒

日本株のチャート傾向&取り巻く好悪材料

・チャートの傾向
 日経平均株価の展望を好悪材料の両面から再点検するにあたりチャートの節目を定めます。 
 一般的にPER14〜16をレンジに推移し、暴落ラインはPBR1又は0.8が節目である事を踏まえてレンジ幅と底値を見積もると以下になります。

29,400(PER14)<【日経平均株価】<33,600(PER16)
💀暴落ラインの底値(19,200(PBR0.8)or24,000PBR1))

・日本株を取り巻く好悪材料
 広島サミットが閉幕し外的環境の変化が顕在化しています。たとえば中国はサミットの中露向け対抗姿勢に反発し米マイクロン製品の調達停止を表明、今後の米中対立の激化に伴う景気減速☞株下落が警戒されます。
 加えて中国国内では不動産の値下げが当局により規制され不動産リスクが高まっています。
 一方、日本は脱デフレ(原料高☞値上げ)の動きにより円安効果はポジティブに受け止められ日本株が上昇(良い円安)しています。
 コロナ禍を教訓に世界的に地政学リスク(供給不足)の回避を目的に自国内でのビジネス完結型(地産地消)がメーカーの潮流になりつつあります。
 日本は世界的な半導体企業へ誘致アピール、さらには半導体&量子分野の優遇措置など国策を追い風に年後半からの外需株の底入れ買いが妙味です。

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