23.1.20日銀人事 安倍派に忖度⁈ 楽観論に警戒
政治的な思惑で揺れる日銀人事
4月統一地方選挙を見据えて、増税の話題が一時中断され、子育て&育児支援や景気を後押しする金融緩和を維持する日銀人事案(雨宮or中曽)が忖度されています。安倍派の緩和維持の意向も強く働いている節もあります。
日常生活では消費者物価が4%超え、春闘の賃上げ2%予想につきインフレ率より低く個人消費の落ち込みが見込まれます。
しばらくは貿易赤字が改善されず円安が継続し年後半から車の挽回生産で景気回復が見込まれますが、いずれインフレ&円安が落ち着いた先には景気後退が現実味を帯びつつあります。
景気後退に向けた株価の織り込み具合を勘案しつつ外需株の買い場を探っていきます。