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24.3.2日米中の景況感 景気減速も日米株高

日米中の景況感チェック

🇯🇵日本
 自動車業界は品質不正などの不祥事が続発、操業停止&リコール対応で減産に伴う製造・販売中止がネガティブに響きました。早急な改善措置による次回の持ち直しが待たれます。
 出遅れ感のある銘柄投資へ循環物色も確認されつつあります。半導体の部品・装置など中小型銘柄まで買いが波及し、上昇トレンドを継続するか注視します。
当面は3/18日銀のマイナス金利解除可否が節目です。

中古型銘柄が上昇トレンドの成否を握る
グロース市場の持ち直し待ち

🇺🇸米国
 AIブームを追い風にハイテク株が上昇、景気減速よりも金利低下が好感され株高が継続しています。一部のAI株に偏った株高につき調整が警戒されます。6月利下げが株高を加速させるかインフレ推移をウォッチしつつ注目です。

6月利下げ確率(55.9%)
CMEのFedWatch ツール
https://www.cmegroup.com/ja/markets/interest-rates/cme-fedwatch-tool.html

🇨🇳中国
 景況感の節目50超えを継続してますが、不動産リスクの長期化によりデフレ↔️個人消費減、加えて人口減少も追い打ちをかけて、不況&デフレのいわゆる「日本化」が危惧されています。資生堂は早期退職を発表、化学や電子部品は減益、中国関連株は来期(25.3)も厳しい市況です。3/5全人代での習政権の経済対策待ちでもあります。

香港ハンセン指数 底入れ?
3/5全人代の景気対策待ち

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