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23.2.4 米株下落も日本株は影響なし⁈ 米景気堅調で円安効果が顕在

米株下落も日経先物上昇⁈

 米株と日本株の連動性が薄れています。
理由としてドル高が維持された事に依ります。米国内の経済指標(ISM非製造業)の好調さを受けて、外需の円安効果(ドル高)の思惑が米株の下落を相殺し日本株は影響ない見込みです。

2/4 S&P500
悪決算のIT大手企業の下落目立つ(赤色部) nikkei225jp.com
https://finviz.com/published_map.ashx?t=sec&st=d1&f=020323&i=sec_d1_220341628
2/3 ISM非製造業が良好で米経済の好調さを裏付け
外為どっとコム
https://www.gaitame.com/markets/calendar/

中国の動向に注視

 一方で不穏な動きとして米中の会談が偵察気球の問題で延期されました。中国が微笑外交で米国に歩み寄り、経済のテコ入れを目論みましたが綻びが生じています。
 3/5全人代に向けたサクセスストーリー(経済&外交政策)が方針変更され思わぬ火種に発展しない事を祈ります。例えば2027年台湾侵攻は表明され台湾有事は喫緊のリスクです。
 株式市場では年央〜年末にかけての株高シナリオの要件である米国の利上げ一巡&中国の景気回復が織り込まれるも、肝心の日本企業は業績未達が目立ちつつありEPSが減少、各国との優位性が崩れつつあります。

決算シーズン過渡期で日経平均EPS減少
nikkei225jp.com
https://nikkei225jp.com/data/per.php

 願わくば中国が2023年びっくり10大予想を実現し株価を勢いづけてほしいところです。

No7. 中国の躍進に期待(微笑外交は好転)

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