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月9ドラマ「海のはじまり」はホラーか?

私はテレビドラマが好きだ。
月9の「海のはじまり」の第一回目の放送を見て、久々に私好みのドラマだと思った。
『マジでホラーやな!』
一緒に見ていた妻の言葉。

もともと、妻と私は価値観が180度違うから、こんなことは日常茶飯事。
そんなことより、『マジでホラー』と感じるヒトもいることにマジびっくり!

ドラマを見てない人には話が見えないので、簡単にドラマのあらすじを書いておきます。

主人公(月岡夏/目黒蓮)は大学時代、ふとしたきっかけで付き合うようになった同級生・南雲水季(なぐも・みずき)と幸せな日々を送っていた。しかし、就職活動を迎えようとしていたある日、突然、彼女から別れを切り出され、そのまま2人は別れることになる。

それから7年が経て、新しい人生を歩んでいた夏だったが、大学時代の友人からの連絡で、水季が亡くなったことを知る。別れを告げられて以来一度も会うことがなかったこともあり、その事実に実感が湧かないまま葬式へと向かった夏は、そこで海(うみ/泉谷星奈)という名の幼い女の子と出会う。

その女の子が、水季の子どもだということを知った夏は驚きを隠せない。そして、彼女の母親から、自分が海の父親だと聞かされる。水季が、自分の知らないところで、自分との間にできた子どもを生み、何も言わずにその子どもを育てていたことを知る。
(※あらすじ部分の一部はフジテレビのHPより転載しました)

これのどこがホラーか?
自分の立場で置き換えてみる。
今の私なら嬉しくて仕方ない。
こんな子が現れたら、喜んでもう一度現役復帰して金を稼ぐだろう。
頑張る理由が出来るんだから。
金を稼ぐ張り合いが出来るんだから。
兎に角、老人は生きる理由が欲しい。頑張る理由が欲しいのだ…!

しかし、主人公と同じ立場だったらどうだろうか?
自分が27歳だったら、どうだったろうかと想像してみる。
その時点で彼女がいなかったら単純に嬉しいかもしれない。
頑張る理由がもう一つ出来たのだから。

しかし、彼女がいたら単純に嬉しいと喜んでばかりもいられない気もする。
嬉しさと不安が入り混じった複雑な気持ちだろう。まして、結婚でもしていたら不安の方が大きいかもしれない。

このテーマ(月9ドラマ「海のはじまり」はホラーか?)の結論は、知らされた時の自分の状況によって大きく変わるようだが、血を分けた子の存在はヒトとして素直に嬉しいことに変わりはない。





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