「正しいことをしたければ、偉くなれ」なのか?

「正しいことをしたければ、偉くなれ」

『踊る大捜査線』で、いかりや長介さん扮する和久さんが、織田裕二さん扮する青島刑事に伝えた言葉の一つ。

青島刑事は現場のことを想い組織改革を本気で目指すキャリア組の室井管理官(柳葉敏郎さん)に、「上に行ってくれ。偉くなって警察を変えてくれ」という想いを託す。

室井管理官は現場のために偉くなろうと頑張っていた。

しかし、そこには学閥やギラギラした警察官僚の妨害工作にとどまらず、組織のメンツにこだわる上の現場無視の指示を聞かねばならない苦しみがあった。

そうだ。

「偉くなる」過程で、現場の人々の気持ちを裏切らざるを得ないこと、踏みにじらざるを得ないことがいくつもあるのだ。

結果的に、偉くなったとしても「現場のために」と思える優しい人は心にしこりが残るのではないか。

これは、学校も同じ。

校長の愚行、犯罪行為に意見しようものなら、副校長、教頭は校長に昇任はしにくい。

腐り切っていますよね。

結局、現場を苦しめる連中の意向を踏まなければ、偉くなって自分の理想を叶えることは難しい。

校長とて同じ。

現場無視の教委の意向には逆らえない。

ただ、自分の立場を投げうってまで闘う管理職もいらっしゃる。

すごい。

よーく考えましょう。いえ、ちょっと冷静にかんがえましょう。

ちょっとで大丈夫です。 

改めるべきなのは教委の思考と態度。

そして、副校長、教頭を潰すお花畑系列の校長の思考と態度。

そもそも論で考えれば、誰を守るべきか分かる。

結論。

「正しいことをする者が偉くなれ」

以上。



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