乳がん・当日手術後

麻酔で意識が消えた後
よく体感5秒、とか聞きますが
私の体感はもう少し長めで
しっかりよくお昼寝したなー、
というぐらいの気持ちで
「終わりましたよー」
と起こされました。

ここの病院では、麻酔後にセンチネルリンパの生検が行われます。
そこに転移が認められれば
TEの挿入は中止で、手術後にまず放射線治療、
と聞いていました。

ですので、
目覚めてまず最初に
「転移してましたか?」と
ここだけは聞かなければ!と。

「してませんでしたよ、無事に挿入しました」
と言われてホッとしました。

手術台からベッドに移されて
そのまま自室へ。
さっきは歩いて移動してきたところを
今度は天井を見つめながら戻されます。

そうそう、麻酔ですが
よく、全身麻酔は気管に挿管するから、
麻酔後は喉が荒れて声がうまく出ない
という話を聞いていたので
事前に相談していました。
ちゃんと、気管に直接挿入しないで
喉へのダメージを減らすことのできる
方法もありましたよ。
気になる方は是非事前に相談されることを
お勧めします。

さて、自室へ。
そこからは地獄のように〜と
あちこちで目にしていたので
覚悟をしていましたが、
やはりかなりしんどかったです。
痛みはそこまで酷くはないものの
(点滴のお陰で)
基本的に仰向けから動けないため
首肩腰が痛い…
膝も痛い…
膝下は、血栓防止のマッサージが
一定時間でプシュー、とされるんですが
ど、どうせならもう少し強めに…
と言いたくなるぐらいの優しさで笑
そして、手術後5時間は飲水禁止、
酸素マスクもつけっぱなし。

なので、ちょっとウト…としても
看護師さんの巡回も来るしですぐ目覚める
水分も取れず…で
ひたすらに時間が経つのを待たなければいけません。

時々うとうととしながら
夜20時くらいになって
やっとうがいの許可が出ました。
「軽く水分含んで、
ここにペッと出してくださいね〜」
と言われたうがい受けに
ペッ!
としたつもりが
勢い良すぎて大量に
うがい受け飛び越えて出しちゃいました^^;
看護師さんと苦笑い。

その後ももう一度うがいをさせて貰って
やっと水分を取れました。
出発前にベッドサイドに、
ペットボトルにストローを付けられるキャップを
つけたもの、を置いていったので
最初はそれを取って貰って、
必死でチューチュー。
その後からは自力で必死に手を伸ばして
チューチューしてました。

真夜中、一度少し体位を変えるのを手伝って貰えたのですが
わずかに横を向けるくらい。
大きく変えると勿論痛いし。

で、早く翌朝になれ〜!
とひたすらに思いながら、
それでも時々寝られた私は
図太い方なのかもしれません。

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