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夏のお風呂vol.4~ゲンノショウコとお風呂。

ゲンノショウコ。ご存知ない方も多いかも。
昔からドクダミやヨモギとともに
貴重な民間薬として使われてきました。
漢字で書くと「現の証拠」。
下痢をした時に煎じて飲むと、すぐに効き目が現れることから
この名前がついたそうです。

夏に、可愛らしい小花を咲かせます。
東日本には、白い花が多く、西日本には、紅紫色の花が多いそう。
私は岐阜県でゲンノショウコを育てていますが、
なんと!どちらの花も咲いています。
画像の花は、私の育てているゲンノショウコの花です。

ゲンノショウコの葉茎にはタンニンが多く含まれています。
そのタンニンは、開花期の今が一番多く含まれているそう。
昔は、土用の丑の日に採取し、日に当てて乾かし、利用していたそうです。
8月2日は、土用二の丑。採取にちょうど良いタイミングですね。

さて、ゲンノショウコに多く含まれるタンニンという成分。
タンニンのもつ収れん性(肌を引き締め整える作用)には、
冷やす作用があり、また消炎作用も高く、夏の皮膚トラブルに効果的とのこと。

入浴剤として、お風呂に入れる際は
乾燥したゲンノショウコを袋に入れて、そのまま浴槽へ投入するよりも
少し面倒ですが、ゲンノショウコを鍋で煮出して、濃い煎じ液を作り浴槽へ入れる方が良いそうですよ。

ぜひ、薬草やハーブを有効利用して、夏のお風呂を楽しんでください。

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