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琵琶湖ウルトラウォーキング、自分を深く見つめ直す旅になりました。

第6回 琵琶湖一周ウルトラウォーキング 100kmに参加してきました。

一周は200kmくらいなので正確には半周になりますw
朝10時に大津を出発して、翌日の正午までに長浜市にあるJR高月駅を目指しました。


参加しようと思ったきっかけ

RRRを観てテンションがおかしくなっている内に申し込みました。

痩せたいっていう気持ちと、40歳を目前に控えて自分の限界を確かめてみたかったのがきっかけです。
あとは、精神力とか根性が課題だなあと前から思ってまして、目の前に困難があった時の粘りみたいなものを鍛える事ができるかもしれないな~ともお思っていました。

一応ハーフマラソンは2時間10分くらいで走れるので『結構カンタンにゴールできるんじゃね?』という慢心があった事も否定できません。
(甘い目論見は大きく外れ、後でたっぷりと報いを受けることにw)

大会は途中でリタイア、ア〇ルと足首と腰が逝きました

大会に参加した結果は、66km地点のチェックポイントでギブアップでした。

時間は16.5時間くらい。つまり朝10時にスタートして、食事や休憩こみで深夜2時30分くらいまで歩きました。

降水確率が10%~20%と低かったのですが、当日は途中途中で土砂降りで。
さらに琵琶湖の上で発生したモヤが暴風で全部こっちに来ましたw
完全に準備不足でした。反省。

66kmだけしか歩いていませんが、身体に起きた変化としては、
 ・ケツが痔みたいにヒリヒリ
 ・左足クビに鈍痛
 ・腰が痛くなった
と、予想して無かったことも起きました。
左足クビと腰は1週間経っても全然治りませんw

大会を出る前に色んな人の体験談をインターネットで調べていたのですが、ケツについては1人しか言ってなかったので『そういう場合もあるんだー』くらいの気持ちでいたので、まさか自分がそうなるとは。

もしかしたら皆もヒリヒリしているけど恥ずかしくて言ってないだけなのか、普段から鍛えている益荒男(ますらお)たちしか参加していないのかもしれません。


歩いてる最中に考えていたことは、参加しようとした自分への呪い7割と人生の優先順位3割

16時間のうち12時間くらいは『なんでこんな事やってるんだっけ?』と後悔してました。


その他だと、人生の優先順位のついてずっと考えていたような気がします。

『オレがしっかりしなきゃ、母方が末代になってまうんやな』

父方は次男(僕のおじさん)がタイ人と子供2人作りまして。
離婚して子供とタイに帰ったけど、一応血は残ると言ってもいいかと。

母方はマジで血が絶えてまう。
僕の弟は36歳で結婚を考えてないみたいだし、子どもができる可能性があるのは僕ひとりしかいないという現実をヒシヒシと感じてました。

寒さと空腹、眠気も合わさって、かなり暗い気持ちでしたwww
ただ、現実から目を背けていても何も変わらないし、いい機会だったと思います。


『ウツの手術をさっさとやろう』

胸郭出口症候群といって首や肩で詰まってるらしく、セロトニンが脳まで届いていないせいでウツみたいな症状が出てるらしく。
マッサージでごまかしながら2年くらい経ったんだけど、もう流石に手術で詰まってる部分を取ってもらおうと、すごく自然に腹落ちしました。

最近会社の上司が感情的にパワハラする機会が増えて人間的な評判を落としているんですけど、どうやら歯の痛みがずっと取れないらしく。
『歯を抜いたらどうです?』と聞いても『いや、歯を抜いたら顔の形が変わるっていうやん?』とか言ってまして。

『いやいや、歯と人間関係どっちが大切なんですか!?てか、60にもなって顔面のこと気にしてどうするんですかwww』って思ってたんですけど、考えてみたら僕も同じだなと。
『身体にメスを入れるのと人間関係どっちが大切なん?』と自問自答していたら、手術してもいいかなって自然に納得できるようになりました。


ウォーキング大会が終わってから数日後に病院行ったら、さっそく来週手術することになりました。なんかアッサリ話が進んでしまった。


『会社やめてもいいんじゃね』

『抗うつ剤を飲みながら、お酒で肝臓をぼろぼろにしてまで今の仕事をやる価値があるか?』とも考えてました。

関わっていたいと思える組織・コミュニティーかって考えて、どんなに好意的に考えようとしても0.01秒で『No』でした。

ただ、手術が落ち着いてもまだそう思えるか、確かめてから決めてもいいかなって思ってます。
まずは目先の大きなイベントを乗り越えよう。そのためだったら有休を多めに取ってでも、のらりくらり時間を稼いで保留にしようと思っています。


終わってから1週間が経った今の気持ち

8万歩くらい歩いて身体がボロボロになったのに、不思議と『もう二度とやりたくない』とは思っていません。

また体調を整えて、今度はもっと練習と装備を整えたらリベンジしたいと思っています。

それは何故かというと、歩いている間はずっと自分と向き合い続ける事ができるからじゃないかと。
特に40kmくらい歩いたら疲労と身体のダメージで雑念が消えて、より根元的な部分について考えていた気がします。


大会に出ると少なくないお金もかかりますし、日にちや当日の天候も選べないのでまずはプライベートで、途中でギブアップできるように線路沿いに歩くのもおすすめです。

ただ、僕は途中でギブアップしてしまったので、応援が本当に身に染みる感覚や感謝の気持ちを味わえていません。
また大会に出てリベンジはしたいと思っています。

どんな準備をしたかを知りたい方はコメントください。
ニーズがあれば書きたいと思います♪

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