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性差

今更断りますが、夫も私も自分のbrainについては自信があったのです。田舎育ちゆえの経験値、五感も人より優れていると思っていました。だから正しく描けるはずでした。

お題「カマキリ」


画・ターニア夫 「カマキリ」
画・ターニア 「カマキリ」

この一枚でまずわかるのは、オットは写実的で、リアルさを追求する。男性ゆえ、昆虫を細部まで観察したであろうアレコレが浮かぶのでした。
私は羽をむしったり殺生したり、そういうことはしない子供でしたが、性差と括る以前の話でした。一生懸命なのに、テキトーに描いたようにさえ見えます。カマキリの特徴、三角の頭がまず浮かび、昆虫の特徴もきちんと描いているのに、夫との差は如何ともしがたい。昆虫は足が6本と頭にあったのに、腕と脚部は別物になっているではないか。完全に負けている。なんか悔しい。次こそは!!
ウヒャヒャと心行くまで私の絵を笑う夫を睨みつつ決意するのですが、深い沼に足を取られるかのようでありました。

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