FKD宇都宮店30年物語
2024年9月11日 FKD宇都宮店は開店30周年を迎えます。
30年前は宇都宮市の中心市街地の大通りで旧福田屋百貨店宇都宮店は営業をしていました。
当時の宇都宮市市街地には多くの百貨店や商業施設が乱立していました。
しかし、車社会の拡大により宇都宮市街地は慢性的な渋滞、そして駐車場不足が問題になっていました。
福田屋百貨店経営陣は、この状況を打破すべく、郊外型大型施設の建設に着手することになります。
2015年の朝日新聞栃木版の記事では、戦後70年の間の栃木県県庁所在地 宇都宮市の百貨店の盛衰について書かれています。
車社会の拡大は、都市の郊外化を加速させました。
しかし、現在、少子高齢化、そして人口減少が加速している地方都市において、コンパクトシティ構想が議論されています。
宇都宮市もコンパクトシティ構想を掲げ、2023年8月にはJR宇都宮駅東口から清原工業団地、芳賀工業団地を結ぶ次世代型路面電車 LRTが開業しました。
FKD宇都宮店の30年は、車社会に伴う郊外化に対応した30年でした。
高齢者が増える。
車を運転出来る人が減る。
車を使わなくても生活できる町を作る。
地方自治体はコンパクトな街づくりを始めています。
そのコンパクトな街づくりの中で、FKD宇都宮店はどのように関わっっていくのか。
これからのFKD宇都宮店の30年の課題だと思います。
LRTが開業したことにより、宇都宮市の人の流れは変わり始めています。
2030年前半には、JR宇都宮駅西口にLRTが延伸する計画があります。
その時には、宇都宮市の人の流れはさらに大きく変わるでしょう。
90年前、宇都宮市中心街で創業した福田屋百貨店。
常に地域の皆様と共に、その時代の状況に則す事業を展開して来ました。
これからも地域の皆様と共に、栃木県、宇都宮市の皆様のライフスタイルに合わせた事業を展開してまいります。
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