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放射線育種米が拡大する事実

日本国内で放射線育種米が拡大し始めるのではないかということが巷で話題になっているが、これについて思うことをnoteにしていこうと思う。


2025年から兵庫県と秋田県で放射線を照射させた米を「放射線育種米」として日本国内で流通させるという政策が本格的に始動するらしい。


何のためにこんなことをするのか、なぜ日本人の主食である米に放射性を照射して食べさせようと考えているのか


本気?


実際に兵庫県と秋田県では主力品種である「あきたこまち」と「コシヒカリ」が放射線育種米に切り替えられることが確定しているとのことだ。


そして兵庫県の主力品種であるコシヒカリは「コシヒカリ環1号」、秋田県の主力品種であるあきたこまちは「あきたこまちR」としてそれぞれ放射線育種米に切り替わる。


ちなみに照射する放射線の量は40〜700グレイを稲に照射することで新たな品種を誕生させることができるというのだ。


この照射量の規模はどれほどか聞いただけでは想像もつかないと思う。


そこで調べていくと、人は7グレイの放射線を浴びると100%死ぬという。


つまり、今回話題になっている稲に照射する放射線の量は桁違いであることがわかると思う。


ここまでの量を浴びた稲、お米を人が食べる?
しかも主力品種の全てが放射線育種米に切り替わる?


こういった事実を米農家さんはどう思うのか。


放射線育種米の脅威はそれだけではない。この事実を知って思う問題点は2つある。1つは、販売時点での放射線の照射した事実を明記する義務がないということ。2つは、放射線育種米の飛ばす花粉などが純正の稲と交雑することで純正の稲が全てダメになってしまうということだ。


1つ目に関しては、需要側は購入時点ではどのお米が照射済みなのか把握できないため、気付かぬうちに放射線育種米を体内に取り入れてしまうということが懸念される。しかも、コシヒカリ環一号やあきたこまちRとした放射線育種米に切り替わるが、これらは普通に「コシヒカリ」「あきたこまち」として店頭に並ぶのである。


そして2つ目では、どこからともなく飛んできた放射線育種米の花粉によって純正の稲が交雑してしまうと純正の稲が死んでしまうということであるが、純正のお米を作っている農家さんからするととんでもないことだと思う。しかも、室内で育てるわけでもなく、田んぼに壁などがあるわけでもないため、防ぎようがないのだ。


この事実に対して我々が対抗するためにはそういった放射線育種米を「買わない」という不買運動をすることだと思う。どんなに農林水産省に訴えても放射線育種米として一部は完全に切り替わることは決定しているのだし、不買ということが最低限の対抗につながると思う。


政府は何を考えているのか


国への依存から徐々に脱却しなくてはいけない時期なのかもしれない。




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