2つめのあじ(青のりダー) "ノリ"と勢いあとで後悔、そして始まる大航海
5月14日夜。
新札幌ピロザンギから帰宅した俺の手にはビニール袋が。
中には青のりがかかったピロザンギ。
前回書いた通りなんだが、ほんとバランスがいいのよ。
だからこそ味変が活きるというか。
青のりの風味もザンギの味もちゃんと感じ取れる。
食べ終わったあと、俺はこんなツイートをしていた。
いや、しちまってた。
>そう遠くないうちにこのフレーバー全部食べてる気がする
>遠くないうちにこのフレーバー全部
>フレーバー全部
一応全部食べたあとだからこそこの日の俺に言いたい。
「どうしてそんなこと考えただけでなくTwitterに書いてしまったんだ」と。
企画実施時のルールはこれだった。
今思うとまだ優しいモノだ。
その後追加されたルールを含めた最終時点のルールを示しておこう。
新札幌ピロザンギ、カラオケピロス、ピロザンギカーにてピロザンギを購入し、食べたことや食べる前後の経緯をしっかり記録する。
どの場所に置いても、食べたフレーバーと同じものをテイクアウトする。
その都度登場する期間限定フレーバーには必ず対応する。残りフレーバー増えても慌てない。当日出てきても真っ向から立ち向かう。
残りフレーバーがゼロの状況で新札幌ピロザンギに行き「ピロジーパイ」を食べてこの企画のゴールとする。
重要な要素
・札幌圏からやや離れた地元である
・この間の誕生日に中年への扉が開いた
多分札幌近郊の若い人なら4週もあれば余裕で終わる企画。
ただ、この条件でやり抜くのは結構な覚悟が必要よ。
とにもかくにも、ピロザンギ全フレーバーチャレンジと言う名の旅がようやく始まるのであった。
・・・あれ?と思った人は恐らく毎回これを見てる人。
この時点では持ち帰りルールがまだ曖昧だったのでプレーン持ち帰りと青のりダーのイートができていないのだ。
そこの穴埋めはいずれまた。
後日
カフェ「Karen」にての話。
『いらっしゃいませー。』
咲凪(サクナ)。
Karenのバイトリーダーであり、明るく優しい性格で礼儀正しく周囲からの評価も高い。
昔いた先輩のおかげもあり良く話す仲になった。アニメと酒が好き。
「サクナちゃん、ちょっとこれ見てくれる?」
『なんですかこれ?』
「これがこの間話したザンギのお店のメニューなんだ。早速で悪いんだけど、ここからどれか一つ選んでくれない?」
『・・・はぃい?!』(続く)
※本連載におけるピロスグループ以外の店名及び登場人物は実在しますが、仮名です。
サクナ『次回の、おはなしはー???』
「3ピースで」
「粒マスタードすげえな。。。」
『はぴすたさんですね!』
「あ、持ち帰りをひとつ」
次回 3つ目のあじ "甘さ"と"辛さ"のコンビネーション
「長い旅が、始まった。」
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