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英検準1級に合格した彼女の話

うれしい知らせが届きました。

高校2年生の生徒さんが、英検準1級に合格しました。

これで教室としては、通算10人目。

合格した10人それぞれにエピソードはあるのですが、今回は昨日合格した彼女のお話を。

彼女が教室に来てくれたのは、中学1年生になった年でした。友だちと参加してくれた体験レッスンでは、なんとなく「私はいいから、○○ちゃん言って!」みたいな、どこか遠慮がちな女の子でした。

まず印象に残っているのは、中学1年生のときの辛そうな様子です。読めない単語、聞き取れない英語のスピード、そして暗記できない文章があることで涙ぐんでいた時もありました。苦しい1年間だっただろうなぁ。

でも、中学3年間レッスンをお休みしたことは無かったと記憶しています。1年生の時には単語が書けなかったり、宿題が終わらなかったりした時もありましたが、全くやってこない、ということはありませんでした。部活もやりつつ、日々のレッスンを大事にしてくれていました。

言われたことを素直にやってきた彼女は、中2の頃には英語が得意科目になっていました。中3の終わりに英検2級に合格し、英語に力を入れている高校に進学しました。

それから準1級を目指して高校1年生の時から学習を始めました。教室でも対策をして、挑んだ今年の夏の英検(CBT)でスピーキングテスト以外に合格しました。

CBTは1日ですべての技能試験を終えるため、スピーキングの指導も同時にしました。しかしながら、なかなか合格ラインに届くような意見が言えず、加えて私の指導が厳しかった(?)ので、zoom画面で涙ぐんでしまうことも。

そして今回、スピーキングテストへ向けて対策をしていた時に感じたのですが、自分に自信がついて、「楽しそうに」意見を言ってるなーと。成長したな!と。

辛かった時を見ていた分、そんな生徒さんが力をつけて成長していく姿を近くで見られるのは本当にうれしいです。辛いのはわかっているけれど、人には必ず「良くなりたい」というポテンシャルがある、と信じている私は時に厳しい言葉を投げてしまいます。そんな時、「ああ、辞めちゃうんじゃ…」とビクビクしているんですよ。(°▽°)

しかしながら、これまでも彼女のように多くの生徒さんが、レッスンについてきてくれ、力をつけてきてくれていることが、「大丈夫、この子もきっとできるようになる。」と思わせてくれるのです。

合格おめでとう!
世界に羽ばたいちゃってね!

そして、これから高い目標に挑もうとしている多くの生徒さん、最後まで絶対に一緒にがんばるからね!

ほんとにうれしかったなぁ。
「はっぴー! 合格した!!」

サイコーなメッセージでした(o^^o)

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