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菊花茶の種類と効能 菊花茶を飲もう!

畑の菊花茶用の菊の花が咲きました
私は畑で菊花茶用の菊を3種類育てています。

菊花茶として使われる菊は、中国の安徽省の黄山という山に自生する系統の菊で、白花のコウハクギク(抗白菊)、コウザンコウギク(黄山貢菊)、黄色い花のコウザンキンギク(黄山金菊)が主に知られている種類です。

花の香りも良く、本場の中国では、漢方や生薬・薬膳食材として利用したり、中国茶として他の茶葉とブレンドしたり、クコの実やナツメなどに氷砂糖をブレンドした、甘くて見た目も華やかで、おしゃれな健康茶として飲まれる事が多いようです。

中医学や東洋医学では、眼精疲労は肝臓と腎臓の不具合からくるとされ、眼精疲労には、肝臓と腎臓を改善することが効果的だと言われています。
菊花茶は肝機能を上げる効果があり、腎機能に良いクコの実と、体を温め、代謝を高める作用があるナツメを加えて、心にも体にも健康で美味しいお茶のブレンドになっているんですね。

〈菊花茶の効能〉
・眼精疲労
・解熱、解毒、下痢止め
・老化防止、美容、美肌
・風邪や頭痛
・リラックス効果
・皮膚の炎症を鎮める
・花粉症の目のかゆみ など

さまざまな効能から、中国では延命長寿のお茶として親しまれているとか。

〈おもな成分〉
ビタミンA、B1 、E、アミノ酸、ボルネドール、フラボン類など。
眼に良いビタミンA1やB1を豊富に含むほか、抗菌性もあり、毛細血管を丈夫にします。

私の畑の菊花茶では1番最初に咲いたのは、黄山貢菊。
次が杭白菊、

そして今、黄山金菊が満開になりました。

見た目、味、香りと3拍子揃ったこの子達が大好きなのです。

私が畑で育てている菊花茶用の菊を、改めてご紹介。

〈黄山貢菊〉

黄山貢菊(コウザンコウギク)
開花は10月〜12月    花径3〜5cm

学名  Dendranthemamorifolium
英名 Florists Chrysanthemum,

「黄山貢菊」の他「貢菊」「徽州菊」とも呼ばれるそうです。

〈黄山金菊〉

黄山金菊(コウザンキンギク)
開花は10月〜12月    花径2〜3cm

学名 Scientific name
 Chrysanthemum 〔クリサンスマム〕
  ギリシャ語chrysos〔黄金色〕と  anthemon〔花〕が語源。
 morifolium 〔モリフォリュウム〕 種小名
  ラテン語でmorus〔桑〕folium〔葉〕に似た葉の意味。 

〈杭白菊〉

杭白菊(コウハクギク)
開花は10月〜12月    花径4〜6cm

学名 Chrysanthemum morifolium(=Dendranthema morifolium) 
英名 Embryo Chrysanthemum

杭白菊 キク科キク属 多年草
主な産地は中国浙江省の杭州

花粉症に効果があると言われています。

杭白菊の花が咲く直前のつぼみで作られたお茶を胎菊といいます。
開いた花のお茶より、蕾のほうが価値が高く、限られた時期にしか収穫できないため、生産量が少なく高級品でもあります。


菊花茶は、華やかな見た目と香りから、縁起が良く、お祝いの晴れの日に良いですね。
いつも重陽の節句に利用したいと思いながら、残念ながら、この時期には咲いてなく、重陽の節句に利用した事がないです。

私の心を明るく元気にしてくれる植物たち
本当に、知れば知るほど、美しさだけでなく、その潜在能力に日々、感動しています。

自然は大きなホスピタルで、
(どこかの企業のCMのキャッチ好きです)
自然は偉大なファマシーですね。

自然の恵みに
感謝♾合掌

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