ちょろぎの下処理
ちょろぎって、知ってますか?
おせち料理の中にある、赤い小さな巻貝のようなかわいいシソ科の野菜です。
漢字で「長老木」や「長老喜」と書き、めでたく縁起がよい食材として、梅酢で赤く染められ、お正月のおせち料理で色どりに使われます。
お正月のおせち料理に向けて、ちょろぎを漬けました。
ちょろぎを漬ける上で、チョロギは土を取るのが大変なので、下処理からご紹介したいと思います。
下処理はあくまで、我が家のやり方です。
ちょろぎは、お正月の黒豆と一緒に添えてある赤梅酢漬けで見る事が多いですが、他ではあまり見かけません。
多分、小さくて、溝が多いので土を取る下処理が大変だからだと思います。
でも、下処理さえしてしまえば、お正月の赤梅酢漬けはもちろん、白梅酢漬け、醤油漬け、みそ漬けなど、漬物にして、いろいろ楽しめますし、火を通すと、むかごと百合根を足したような、ほくほくした甘い味になるのでサラダや、茶碗蒸しに、油で揚げると甘いポテトフライのような味で、我が家の愛犬も大好きです。
なので、料理を楽しむ前に下処理のご紹介。
〈ちょろぎの下処理〉
〈材料〉
ちょろぎ 200g
水 500ml
酢 大さじ1
〈下処理〉
①
ボウルに水を入れてちょろぎの表面の土を軽く洗い流します。
②
ボウルにちょろぎと水をかぶるくらい入れて、水を10分ほど置いて土を柔らかくし、取りやすくします。
このように、浮いてきた物は、虫が入ってたり腐っているのもあるので、取り除きます。
③
ボウルの水を出てかき回すように混ぜながら洗い、水がきれいになってきたら、ボウルの中に再度、水を張って、指や爪で丁寧に溝の中の土を落とします。
④
となりにもう一つボウルを用意し、そこに水500mlと酢大さじ1いれ、③で土を落とした、ちょろぎを入れていきます。
※この時に傷や黒くなった部分を切り落とします。
⑤
なべにお水500mlを入れて沸かし、沸騰したら酢を大さじ1入れて、④の酢水につけたチョロギを入れて1分ほど軽く湯通しし、冷水にさらして水気を切ります。
これで、下処理は終わりです。
念を押しますが、この下処理はあくまで、我が家のやり方です。
そこから梅酢漬けの場合は、1日塩漬けにします。
それは次回に。
自然の恵みに
感謝♾合掌
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