見出し画像

ローズマリーのウルソール酸の効能とローズマリーチンキ

以前、ローズマリーチンキの作り方について書きました。
ローズマリーは香りの成分の有効性も高いのですが、精油では取れないチンキでこそ抽出できるローズマリーの成分のウルソール酸の効能をローズマリーチンキを活用する上で、ご紹介したいと思いました。

ローズマリーチンキの作り方はこちら↓

↑のチンキの時にも書きましたが、ローズマリーの有効成分ウルソール酸は、高濃度のアルコールでないと抽出できません。
なので、よく無水エタノールが使われるのですが、私は、安心、安全のためと活用範囲が広がるので飲用できる、アルコール濃度が高く、ウルソール酸が抽出できるアルコール濃度世界一のウォッカ、スピリタスを使っています。

そんなスピリタスを使って作ったローズマリーチンキとアロエを使って、スキンケアだけでなく、日焼けや火傷にも有効なジェルを作りました。

ローズマリーとアロエの翡翠ジェル↓

私は畑やお庭を利用して自分が育てた植物を使って、自分の健康のためのセルフケアや愛犬のケアが台所ででき、台所が薬局になるのが楽しくて好きです。

ローズマリーは、リウマチに悩む70代のハンガリー王妃エリザベートがローズマリーを使ってつくられたハンガリーウォーターで病を克服し、若返り、ポーランドの王子から求婚されたなどの逸話でも知られていて、若返りのハーブと言われています。

ローズマリーチンキはいろいろ使えるので、ローズマリーチンキの利用法とローズマリーの有効成分のウルソール酸などの成分と効能に触れたいと思います。

〈ローズマリーチンキのウルソール酸の効能〉

ローズマリーに含まれる成分、ウルソール酸には、抗炎症作用、細胞の修復作用、肌の弾力や張りとなるヒアルロン酸の分解を抑制する作用があり、肌のヒビ割れやシワを改善ししくれる作用があります。

〈ローズマリーのその他の成分と効能〉

ローズマリーに含まれるのポリフェノールの一種、ロズマリン酸は強い抗酸化作用がある他、体内への糖吸収抑制、パーキンソン氏病予防などの効果も研究されているそうです。

その他にもローズマリーに含まれる成分には、カンファー、カルノシン酸、1.8シネオール、α-ピネンなどが含まれています。

〈カンファー〉
ケトン類のカンファ―には、集中力をアップさせたり、血行促進作用や抗炎症作用があり、リウマチや神経痛、筋肉痛、肩こりなどにも効果があります。
肝胆汁の産生も促進します。

〈1.8シネオール〉
オキサイド類の1.8シネオールは、ユーカリの香りの主成分でもあり、強力な殺菌作用で空気の浄化、去痰作用、粘液溶解作用があり、呼吸器系の不調の改善の他に、疲労回復、緊張緩和の作用があります。

〈カルノシン酸〉

カルノシン酸には、強い抗酸化力と紫外線UV-Aから肌を守る効果の他、東京工科大学の研究では、ローズマリー由来のカルノシン酸が、リウマチなどの炎症性の慢性疾患に対して強い抑制作用があるという研究結果を発表し、さらに新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を抑制する可能性を示す論文を発表しています。

参考元
https://www.teu.ac.jp/press/2022.html?id=16

そんなローズマリーのチンキの活用法は次回に

植物の潜在能力を知れば知るほど
わくわくし、植物が好きになりますね。

自然の恵みに
感謝♾合掌

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?