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アフタヌーンティーを楽しむマナーと用語

私はアフタヌーンティーが大好き。
私の夢は庭の植物を活かしてアフタヌーンティーを楽しむ事。

私にとってアフタヌーンティーはしあわせのエネルギーを上げる時間。

しあわせ感を上げるためのこだわりも結構、あります。
スコーンはイギリス風の丸がいいとか、
そんな事について書きました。

今回は、基本的なアフタヌーンティーのメニューやマナー、用語について少しまとめてみました。

〈アフタヌーンティーとは〉

19世紀にイギリスの貴族の侯爵夫人アンナ・マリアが考案し、イギリスの貴族たちの間で広まった食文化で、三段のケーキスタンドにのせたサンドイッチなどの軽食やスコーンやスイーツの間食を楽しみながら紅茶を楽しむ優雅な食文化です。

東京マリオットホテルのアフタヌーンティー

〈アフタヌーンティーの食べる順番〉

アフタヌーンティーは、だいたい、三段のスタンドにプレートに乗せて提供されます。
出されるのも、食べるのも下から上の順に上がっていきます。

3段のケーキスタンドは下から、セイボリー(軽食)、スコーン、ペストリー、スイーツとなっています。下から軽食で満たしてから、軽めのパン系の物、スイーツといった感じです。

テーブル アミューズ
  ↓
ケーキスタンド 下段 セイボリー
  ↓
中段 スコーン、ペストリー
  ↓
上段 スイーツ

英国式アフタヌーンティーでは下から順に食べるのがマナーとなっていますが、その方が1番満足感が味わえる食べ方な気がします。

〈アフタヌーンティー用語〉

アフタヌーンティーでの用語についてまとめてみました。

〈アミューズ〉

アミューズとは、フランス料理のコースでは、最初に出される小さな前菜のことで和食でいう突き出しのようなものです。
アフタヌーンティーでは、3段のケーキスタンドとは別にテーブルに出される軽食で、サラダやスープ、フォカッチャなどです。

〈セイボリー〉

セイボリーとは、塩気のある食べ物の軽食のことで、アフタヌーンティーではサンドイッチやキッシュなどのオードブルの軽食のことです。

〈スコーン〉

スコーンは、イギリスの「バノック」と呼ばれるパンが起源のスコットランド地方で生まれたパンの一種。名前は、スコットランドの「スコーン城」の椅子の土台となる石に由来するといわれています。

スコーンは直接、手で取って取り皿に置き、スコーンは縦に割るとぼろぼろに崩れてしまうので、手で2つに横半分に割り、ジャムやクロテッドクリームをつけて食べます。

〈ペストリー〉

ペストリーは、スコーンと同じパンの位置づけです。
小麦粉にバターや塩、砂糖、卵などを加えてパイ状に焼き上げたお菓子や料理の総称です。アフタヌーンティーでは、パイやタルトなどです。

〈クロテッドクリーム〉

クロテッドクリームとは、バターと生クリームの中間のようなクリームのことで、生クリームよりも濃厚な味わいのクリームで、イギリス人にとってスコーンと言えば欠かせない存在。日本のアフタヌーンティーでも、スコーンと一緒によくみかけるクリームです。

〈紅茶〉

アフタヌーンティーといえば紅茶。
コーヒーやハーブティーなども楽しめるところもありますが、アフタヌーンティーは本来、紅茶を楽しむ時間です。
紅茶の種類が多く、グレードの高い紅茶がいろいろ味わえるのもアフタヌーンティーの楽しみのひとつです。

〈ティーソムリエ〉

ソムリエはフランス語でレストランなどでお客さまの相談にのって、ワインを中心とした飲料全体のサービスを行うホールスタッフのことで、ティーソムリエは、お茶のソムリエです。

アフタヌーンティーをやっているところはどこも紅茶には力を入れているので、香りやブレンドの事など積極的にいろいろ聞くと詳しく教えてくれるティーソムリエさんもいたりするので、楽しみのひとつです。

私的には、横浜の老舗ホテルニューグランドのアフタヌーンティーの紅茶はどれも絶品で紅茶好きの方にはオススメです!

ホテルニューグランドはチャーリー・チャップリンやマッカーサー元帥、ベーブ・ルースなど多くの著名人が宿泊し1992年には横浜市認定歴史的建造物となってます。美しいホテルの内装やインテリアと共に、高級紅茶と一緒に空間事態を優雅に楽しめますよ。

そして、ホテルニューグランドのご年配の男性ホールスタッフの方の接客がスマートで紅茶に関する質問になんでも笑顔で答えてくれて、背筋がピンとした紳士でかっこいいので、ほれぼれしました。

スマートな接客と紅茶の優雅な香りでお姫様気分になれますよ。

〈食べるときのマナー〉

ケーキスタンドのプレートから自分のお皿に取って食べます。
手の汚れないスイーツはそのまま手で取り、それ以外はフォークを使ってお皿まで運びます。

〈ドレスコード〉

ドレスコードとは服装規定のことです。
格式高いホテルのアフタヌーンティーでは、ホテルラウンジごとに決まったドレスコードが指定されている場合があります。

〈スマートカジュアル〉

アフタヌーンティーの服装は、スマートカジュアルがベストです。
スマートカジュアルは、フォーマル(正装)とデイリーカジュアルの中間にあたる男性はネクタイなしのジャケットとパンツ、女性はワンピースやスカートにブラウスといった服装で、カジュアルなジーンズやジャージなどは入店を断られることがあります。

足元も、女性の場合はミュールはOKですが、サンダルやスニーカーはNGで入店を断わられることがあるので注意してください。

アフタヌーンティーではアミューズやセイボリーが充実しているところは少ないです。ビーガンとなると、さらに少ないです。

アミューズやセイボリーが充実している上に、ビーガンアフタヌーンティーだと重くならない上に腹持ちがいいので、ランチやディナーを兼ねたお得感もあります。スイーツ中心のフタヌーンティーより、アミューズやセイボリーにも力を入れているアフタヌーンティーがオススメです。

もっと欲を言うと器も楽しみたい。
紅茶器具まで力も入れているところがあると嬉しいなぁ〜

優雅なアフタヌーンティー文化と
それを楽しむ豊かな時間にわくわく

感謝♾合掌

参考元
https://hotellounge.net/column/afternoontea/index.html

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