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タイハーブ アンチャン バタフライピー

今年も大好きなハーブ、バタフライピーの自家採取5年間になりました。毎年このハーブに癒されています。
開花が遅く9月にピークを迎えたバタフライピーも、もう、終わりになってきました。
先月のバタフライピーを使ったコーディアル講座はおかげ様でご好評頂きました。ありがとうございます。

変色しにくい安定した抗酸化色素のアントシアニンを花に豊富に含むバタフライピーは、美しいブルーのお茶として人気の別名アンチャンというタイハーブ、メディカルハーブです。

〈バタフライピー〉

Butterfly Pea
マメ科 チョウマメ属
学名 Clitoria ternatea L.
和名 、蝶豆(チョウマメ)
英名 Clitoria ternatea
タイ Anchan (アンチャン)
中国 藍胡蝶

タイ原産の豆科の多年草。日本の寒さでは枯れてしまうため一年草扱い。花は食用、お茶として、葉は飼料、若い豆は食用にされます。

バタフライピーの特徴はなんといっても、花に含まれる青い色素のアントシアニジンのデルフィニジンというポリフェノール。 

デルフィニジンとは、植物に多く含まれるポリフェノールの一種のアントシアニンはアントシアニジンに糖や有機酸が結合した化合物の総称で、さらにその中のひとつがデルフィニジンという抗酸化色素です。 

アントシアニジンは、ブルーベリーやビルベリーにも含まれています。一般的には不安定な化合物で、抗酸化作用が強い反面、他と結びつきやすく酸化しやすいのも特徴で、糖や有機酸が結合することで、安定化し、水に溶けやすくなります。ブルーベリーなどには果実にはシトラス酸などの有機酸が含まれているので紫色をして安定しています。

バタフライピーのデルフィニジンは花に含まれているので果実に含まれる有機酸の影響を受けにくく、アントシアニジンのなかでもデルフィニジンは安定性が高く、酸化しにくいのが特徴です。

デルフィニジン  Delphinidin
化学式  C15H11O7 (Kation)
分類  アントシアニジン

〈バタフライピーの効能〉
タイではバタフライピーのお茶をアンチャンティーといい、目と美肌に良いとされ、またタイでは飲む点滴と呼ばれるくらい非常に効果が高いと言われているそうです。
タイの伝統医学では抗血栓、血栓溶解、心疾患、脳血管障害、高脂血症等に用いられています。

その他に、抗酸化作用からお肌のくすみ、肝斑の予防などにも非常に効果があると言われ、肌の弾力や美白を促したり保つ化粧品のローションとして、育毛促進のシャンプーとして使用されています。

女性の元気にはおすすめのハーブですね。
バタフライピーを使った我が家で定番のスムージーをご紹介。

〈バタフライピースムージー〉

〈材料〉
・ バタフライピー花 10個
・ 梨       1個
・ 水       80ml
〈作り方〉
ブレンダーに入れて混ぜるだけ

寒くなってきたら梨をりんごに変えて下さい。

デザートにスムージーに他のフルーツをたくさん入れて、バタフライピーボウルを作っても良いですよ。

こちらは先月の講座でも好評でした。
自然からの恵を、デトックスウォーター、ヨーグルトなど、いろいろ試して、アンチエイジングと未病にぜひお役立てくださいね。

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