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パーティースペース(レンタルスペース)の抑えておきたいポイント

私は2021年4月にパーティー系のレンタルスペースをスタートし、初月から単月黒字を達成しました。(その後も5月は売上を大幅アップさせ6月も大幅黒字を達成しています。)
この結果は、決して偶然ではなく今までのビジネスで培ったスキルとスタートする前に行ったマーケティングを発揮した結果だと思っています。

そして、早くもパーティースペースにおける「儲け方」は、間違ったことを行わなければ再現性が高いと確信を持っています。

最速で単月黒字化を達成し、1ヶ月でスペースマーケットの「トップホスト」を獲得した私のノウハウをこの場で余すことなくお伝えできればと思います。


パーティースペースの魅力

私もはじめるまでは「レンタルスペース」に関する知識は一切ありませんでした。ただ、調べていくうちにリスクが低く、多くの手間をかけなくてもある程度利益が出せるのではないかと感じました。
そして、同時にレンタルスペースが増えてきているとはいえ、まだまだ数は少なく狙えるビジネスだとも感じ、私の場合は年始に「2021年はサイドビジネスを行う」決意をしていため即挑戦をしてみることにしました。

レンタルスペースは、多少の初期コストや運営コストはもちろんかかりますが、不動産投資などと比べ賃貸物件ではじめられるため、とてもリスクが低くかつ、賃貸物件に比べてリターンが大きいのが特徴です。

イメージ掴んでいただくため、私の運営しているパーティースペースの5月の売上、コスト、利益を特別に公開しましょう。

▼売上:508,904円
▼コスト:240,895円
 └賃料:71,500円
 └光熱費:4,500円
 └広告手数料:160,895円
 └その他:4,000円
▼利益:268,009円

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※写真の入金明細は、各ポータルサイトの広告手数料が引かれた額が振り込まれます。

5月はGWもあったので売上も他の月よりも良かったですが、6月も利益は20万円を超えています。
いかがでしょうか?不動産投資では中々叩き出せない利益率ではありませんか?こんな事が実際に実現可能なのがレンタルスペースの魅力です。


パーティースペースのリスク

金銭面での魅力はたっぷりですが、当然リスクもあるのを忘れてはいけません。パーティースペース運営におけるリスクは、大きく下記の3つです。

金銭面
運営の手間
③騒音などのトラブル

①金銭的リスク
賃貸物件を借りるため毎月の賃料が当然発生します。病気などで運営ができなくなった場合でも賃料は発生しますので、アフィリエイトなどのネットビジネスなどのコストが余りかからないビジネスと比べるとその点はリスクとなります。

②運営の手間
レンタルスペースは、賃貸不動産経営(不労所得と言われている)と違い予約管理・ゲストとのコミュニケーション・備品管理・清掃など大小の手間がかかってきます。何もしないと予約は入りづらくなりレビューも下がり売上が下がってきてしまいます。楽して稼げると思ったら間違いなのでご注意ください。
ただし、私は利用していませんが、「運営代行」というサービスがあります。お金を払ってそちらに丸投げする事も可能です。当然、儲けは減りますが不労所得にしたい方は、検討してみるのも1つだと思います。

③騒音などのトラブル
上記2つは、パーティースペースに限らず他のビジネスでも発生しますが、パーティースペースの最大で要注意のリスクは騒音などの「ゲストによるトラブル」です。
多くは普通のマンションの1室などにパーティースペースを設ける事が多いのですが、不特定多数の方が出入りするため中には大声を出したり共有部での喫煙など迷惑行為をするゲストも発生する可能性があります。
その場合は、近隣からクレームが発生したり警察を呼ばれるケースもある様です。最悪の場合は、撤退に追い込まれてしまったスペースもある様です。(私のスペースは今のところNOトラブルです。リスクヘッジの方法などは、「虎の巻」で詳しくお伝えします。)

また、備品の破損や嘔吐などによる汚損などもあるとしばらく運営を休止しなくてはいけなくなるかもしれません。
また、ゲストとのセルフ清掃やセルフ片付けなどの揉め事もあるかもしれません。(この手間なども極力減らす方法があります。コチラも「虎の巻」でお伝えします。)

ただし、飲食店にしろ物販にしろトラブルによるリスクはつきものです。
そこまで過剰に怖がらなくても大丈夫だと思いますし、リスクを取りたくない方はそもそも自分でビジネスはやらない方がいいでしょう。


他のレンタルスペースとの比較

私の場合は、「パーティースペース」を選択し運営していますが、ポータルサイトに掲載されている「レンタルスペース」は大きく4つに分けられます。
簡単に比較してみます。

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まずは、「パーティー」ですが、収益性が高い分「手間」も「コスト」も「競合」も多いです。また、迷惑行為などのリスクも高いです。レンタルスペースの中では、「ハイリスク・ハイリターン」になります。また、オーナー許可を得られる物件が少ないため物件探しは苦労します。リスクも大きいので必ず許可を得て運営しましょう。初期コストも家具、家電、備品、ゲームなど多くかかります。運営も清掃頻度が多いのとペーパー類などの補充も頻繁に発生します。

次に「会議室」。こちらは、法人の競合も多く参入障壁が低いため「パーティー」よりも激戦です。ただし、初期費用や運営コストが安く抑えられ、騒音などのリスクも低いため軌道に乗せてしまえば手間なく安定して稼ぎやすいのが魅力です。立地によって稼働率が大きく左右されるので、立地選定は要注意です。また、差別化しづらい分価格競争が生まれやすいので、その点も注意が必要かと思います。

次に「ダンス」ですが、まだまだ数は少ない一方、今年から『Dリーグ』がスタートするなど、今後益々ニーズが高まる可能性を秘めています。初期は、最低限”鏡”があればスタートできるので初期コストを安く済まそうと思えば抑えられます。スピーカー、モニター、床の変更などを揃えてもそこまで大きなコストにはなりません。ダンスなので、ミュージックや足音の騒音は起こりえますので、予め物件選定は注意が必要です。

最後に「サロン」です。数はそんなに多くはないですが、徐々に都市部を中心に増えてきています。マッサージやネイルなど美容系に使われる事が多いため、ある程度の落ち着きのあるセンスの良い内装やインテリアが必要です。セラピストがお仕事用に利用されますので、ある程度備品も充実していないと選ばれないため初期コストもそこそこ必要です。また、レンタルタオルなどを取り入れる場合は、定期的なタオル補充、洗濯なども必要となってきます。リピーターがつけば安定した収益が見込めるのも魅力です。ただし、リピーターつくまではしばらく赤字が続くかもしれません。


パーティースペースをはじめるにあたっての最低条件

「レンタルスペースをはじめたい!」と思っている方でスタート地点に立つために下記の条件は満たしておいた方が安全です。

①初期費用最低50万円程度が工面できる。
②賃料の3ヶ月分程度は工面できる。

①は、レンタルスペースをはじめるにあたっての初期費用がかかります。
(ローンやクレジットカードでも可能ですが、リスクを見据えてご判断ください。)
パーティースペースをはじめるのにかかる費用は、

<物件を借りる際にかかる費用>
・仲介手数料
・敷金、礼金(かからない物件もあり)
・保証料
・保険
・前家賃(初月の賃料を先に払う場合あり)
<パーティスペースの準備にかかる費用>
・家電
・家具
・食器類
・インテリア小物
・ボードゲームなど備品

ちなみに、私のスペースは敷金3ヶ月分や礼金1ヶ月分がかかったので全部で75万円程度かかりました。
また、インテリアなどは安物だけではなく少し高めのものとをメリハリつけて揃えています。このあたりは虎の巻でお伝えします。

②に関してはリスクでも書きましたが、ある程度余裕を持っていおいた方が万が一の際に安心です。レンタルスペースに限らず世の中何が起こるかわかりません。
レンタルスペースは、物件を購入しなくてもはじめられリスクは低いですが、賃料が発生するのを忘れてはいけません。

賃貸は途中解約も可能かと思いますが、即解約ができないので3ヶ月程度は余裕ある資金繰りを行っておきましょう。もちろん、手元に現金がなかったとしてもアテ(いざというと金捻出できるお金)があればいいかと思います。


いかがでしたでしょうか?
何となくポイントが理解できて、「自分もはじめたくなった!」という人もいれば「パーティーは大変そうだな」って感じた方もいるかと思います。

パーティースペースに興味がある方は、メリデメを抑えてチャレンジするのか?しないのか?を判断してみてください。
そして、チャレンジする方は正しい情報や知識を身に着けてからスタートする事をオススメします。私は独学でスタートし成功させました(失敗したこともいくかあります)が、その背景には本業での実績(スキル)があります。※興味ある方は、私の自己紹介を参照してください。

参入障壁が低い反面、失敗してた人も多くいるのが事実です。
私自身は、このビジネスを今後拡大していくつもりは今のところありません。(本業を中心にしているため、あと数店舗は増やす可能性がありますが、10店舗規模にするつもりは今のところありません。)

その替わりに自身で培ったノウハウを提供し、多く成功者を増やし1人でも多くの人を幸せにできれば本望です。
そして、今後ますます「空き家問題」が社会課題として大きくなっていく中、レンタルスペースの発展に寄与できればと考えています。

より詳しい運営の仕方は、今後「虎の巻(有料)」で発信していきます。
また、個別のコンサルも考えておりますのでご期待ください。

質問等ある方は、気軽にメール(8h8a8p8p8y8@gmail.com)をいただければと思います。



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