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わたしが感じたハピオブの特徴とウェルビーイングの学びについて(前編)

皆さん、こんにちは!

7月よりハピオブの広報スタッフ(期間限定)として入社したYです。
今月から会社の公式noteにて記事を担当することになりました。

ハピオブの近況や気付いたこと、日々の業務で学んだこと(気になる本なども含め)紹介していこうと思います!よろしくお願いします。

記念すべき「第一回目」の今回は、私がスタッフとして働く中で感じたハピオブの特徴とウェルビーイングの学び(書籍)を紹介します。

働く中で感じたハピオブの特徴

私がスタッフとして働く中で感じたハピオブの特徴は、それぞれの知識や情報の共有が活発なところです。会社のライングループと聞くと、業務に直接関わる内容が淡々と続いているというイメージを持たれる方が多いのではないでしょうか?私もこのようなイメージを持っていました。しかし、実際にハピオブのライングループに入ると業務の内容はもちろんですがそれ以外に、それぞれが興味を持った記事や欲求の診断テストなど、業務とは直接関わらない話も多くあります。はじめは少し驚きましたが、お互いの価値観を知ったり普段の業務やプライベートにも活かせることもあったり、とてもいい習慣だと感じました。

ハピオブ合同代表兼CEOの島田勝彰さんの情報共有

また、ハピオブでは一週間に一度全員が集まる朝礼があります。ここでもこの特徴を感じることができます。朝礼で、ディスカッションをする日はそれぞれの得意とする分野の知識を組み込みながらの白熱した議論になります。知識も経験もない私は毎回頭がパンクしそうなほどに学ぶことが多いです(笑)そして、ただ自分の考えや知識を発言するだけではなく「それとってもいいね!」「たしかにその考え方もある!」などの賞賛と学びの声が飛び交うところも、知識や情報共有の活発さからくるハピオブの特徴だと思います。

そんな中でも、ハピオブのCWO(チーフ・ウェルビーイング・オフィサー)である尾藤光さん(通称ひかるん)は自身が研究されている「ウェルビーイング」の知識を多く共有して下さります。そこで!この後は「ウェルビーイング」が大きなテーマとなっている本を紹介していきます。

ウェルビーイング

私はハピオブで働き始めるまでは「ウェルビーイング」という言葉を知りませんでした。初めて聞いたときは、幸せや幸福かな?と思っていました。そんな私にひかるんが入門書として渡してくれた前野隆司教授監修、株式会社PHONE APPLIの『ウェルビーイング経営!社員の笑顔が会社を成長に導く』を読んでみました!
この本の帯紙には、「もしうちの会社がブラック企業だと思われていたらどうしよう」…そんな経営者・経営層に読んでもらいたい本です、と書かれています。近年はブラック企業という言葉はどこでもよく聞く言葉であり、実際に私も就職活動をした時に何度も耳にしました。

ウェルビーイング、ウェルビーイング経営とは

ウェルビーイングの意味は《①幸福。安寧。②身体的・精神的・社会的に良好な状態。(以下略)》(『大辞泉』小学館)とされています。さらに、WHO憲章の健康についての定義より、ウェルビーイングは「より良く、満たされる」といった意味だと分かります。つまり、企業経営におけるウェルビーイングとは、その企業の社員がフィジカル(身体)もメンタル(精神)も健康で、社会の中でコミュニケーション、人と人とのつながりを感じており、いきいきと働いている状態と言えます。(『ウェルビーイング経営!社員の笑顔が会社を成長に導く』pp17-pp19より)

なぜ、ウェルビーイング経営が注目されているのか


企業が現在直面している多くの課題(人材の流動性、働き方改革、価値観の多様性など)をまとめて解決できるからです。ウェルビーイング経営によって、「やりがい」や「絆」を感じられる働く環境を作ることで、人材の獲得と定着力、そして企業の継続的政庁五繋げることができます。(『ウェルビーイング経営!社員の笑顔が会社を成長に導く』pp27-pp28より)

社員の幸せを表す三角形


社員の幸せを表す三角形


幸福度を高めるには何が必要かを図で示した「ウェルビーイング経営の三角形」では、「環境」「仕事」「未来」「対人関係」という言葉が登場します。「環境」「仕事」「未来」はモチベーション理論を参考に下から順に衛生要因→動機づけ要因の順に並ぶイメージです。「対人関係」は全てに関わっており影響を及ぼしうる要素と考え、全体にかけられています。
 はじめに、環境は働く上での環境や条件に関する領域です。環境は衛生要因であり、環境が下がると社員の不満につながりますが、環境を良くしたからといってモチベーションの向上には直接つながるわけではありません。つまり、社員がどのくらいの環境を求めているのかを知ることが重要とされる領域です。
 環境の上にくる仕事は動機づけ(モチベーション)要因といえます。 本書では、上司と部下の間でそれぞれの考えを共有し、認識や理解を確認する対話が重要であると考えられています。さらに、自分の仕事が日々捗っていると感じられることが自身のモチベーションにいい影響を及ぼすという考え方もあります。そこで、上司は部下に小さな中間目標地点を設定するといった支援をすることが部下のウェルビーイングにつながるとされています。
 未来の領域では、常に明るい未来イメージを共有していくことが重要です。どんな仕事でも少なからず波があり、先が見えない不安が付きまといます。そんな時に、未来が少しでも見えると気持ちに余裕ができます。つまり企業のリーダーは「仕事」を通じて実現したい「未来」のイメージであるビジョンを語ることが大切になってきます。
 対人関係は、具体的なウェルビーイング経営の施策のうち、コミュニケーションの促進に関わってきます。上司や部下との業務連絡だけではなく、雑談も自己開示が促され信頼関係の構築に必要な相互理解が進みます。このように一緒に仕事をする人との関係性は未来、仕事、環境全てに関わるため、「対人関係」は三角形に寄りかかる形になっています。この三角形の中の比率は、個人によって千差万別です。その違いを受け入れ、社員のニーズを知り、バランスの良い施策を進める上でこの三角形は大いに役立ちます。(『ウェルビーイング経営!社員の笑顔が会社を成長に導く』pp76-pp93より)

終わりに

 私は、本書の中で「その違いを受け入れ、社員のニーズを知る」というところが重要だと感じました。ウェルビーイング経営を知り、社員の幸せを表す三角形を社員に実践してもらってもそこで満足しては意味がありません。違いを受け入れるのはとても難しいですが、そこを超えていくことに意味があると思いました!

今回は『ウェルビーイング経営!社員の笑顔が会社を成長に導く』(株式会社PHONE APPLI)の第2章の「社員の幸せを表す三角形」を中心に紹介しました。

次回(後編)もお楽しみに!

合同会社ハピオブ 広報スタッフY

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