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ニュータイプの時代

皆さま、こんにちは!

合同会社ハピオブ(HPリニューアルしました♪)の広報スタッフYです。

まだまだ寒い季節が続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
広報スタッフYはなかなかストーブの前から動けません(笑)
お体に気を付けてお過ごしください!

さて、今週もハピオブ公式noteをご覧いただきありがとうございます!
ハピオブ公式noteでは、毎週書籍の紹介や会社の日常を発信しています。
先週の記事はこちら

最近のハピオブ

三太くんと一緒に…

なんとなんと…広報スタッフY、
ライブリード株式会社の中道さんに三太くんぬいぐるみをプレゼントしていただきました!✨

三太くんぬいぐるみと富山県のいろいろなところに行きたいと思います!
twitterでも写真を投稿しようと思っているので、ぜひご覧ください♡


今週の書籍

今週の書籍は、山口周氏の『ニュータイプの時代ー新時代を生き抜く24の思考・行動様式』です。
20世紀後半から21世紀初頭にかけて高く評価されてきた、従順で、論理的で、勤勉で、責任感の強い、いわゆる「優秀な人材」は、今後「オールドタイプ」として価値を失っていくことになるでしょう。
そこで、この書籍では、これから活躍する人材要件=ニュータイプ にはどのような思考や行動様式が必要になるのかを紹介しています。
この書籍では24の思考や行動様式が紹介されていますが、今回の記事では7章「ニュータイプの学習力」の中から抜粋して紹介していきます!

山口周氏について

1970年東京都生まれ。独立研究者、著作家、パブリックスピーカー。ライプニッツ代表。
慶応義塾大学文学部哲学科、同大学院文学研究科修了。電通、ボストンコンサルティンググループ等で戦略策定、組織開発などに従事。
『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(光文社新書)でビジネス書大賞2018準大賞、HRアワード2018最優秀賞(書籍部門)を受賞。

その「わかった」、本当に分かっていますか?

20世紀の後半においては、要素還元的にモノゴトを単純化して要領よく対処するというオールドタイプの行動様式が「有能さの証」とされてきたため、「優秀な人」ほど過去に形成されたパターンを当てはめて本来は「わからない」ことをさも「わかった」かのように感じてしまいます。

「ああ。これね。わかってる。」

なぜオールドタイプすぐに「わかった」と言いたがるのでしょうか?

→このようにすれば評価されるということを自身の経験から分かっているからです。
現代社会では、「飲み込みが早い」、「物分かりがいい」といったことを評価する傾向があります。オールドタイプはこの傾向を一種のバイアスとして利用しているという事になります。

「要するに~」、多用していませんか?

また、オールドタイプは「要するに~という事でしょ」と人の話をまとめる傾向にあります。
しかし、この要約は二つの観点で問題があります。

一つ目の問題
相手が説明を交えながら一生懸命に話したことを瞬時に要約してしまうと、相手からすると消化不良や、大事な何かがこぼれおちてしまったように感じてしまいます。
「言語」というコミュニケーションはとても目が粗いため、多くの「こぼれ落ち」が発生します。言語のみで100%相手に伝えることは不可能です。

言葉によるコミュニケーションは常に「こぼれ落ち」が発生していることを忘れてはなりません。

二つ目の問題
「要するに」でまとめてわかったつもりになってしまうと、新たなものの見方や世界観を拡大する機会を制限してしまいます。
過去の経験に基づいたまとめばかりしていると「自分が変わる」機会は得られません。

「わからなさ」の重要性

では、どうすれば自分を変えられるのでしょうか?
そのきっかけになるのは「わからない」という状況です。

・本当はわからないことをわかったかのように振る舞う
・自分と価値観のフィットする「わかりあえる者」たちだけでコミュニケーションをとり、その外側にいる人たちを「わからない」と切り捨てる

このようなことを続けていると、豊かな「学びの契機」を失うことになります。

つまり、物分かりのいい「わかる」や排他的に切り捨てる「わからない」ではなく、じっくりと他者の声に耳を傾け、共感することで新しい学びの契機を作り、その契機からの学びを活かして成長することがニュータイプの行動様式です。

おわりに

今回の記事では、山口周氏の『ニュータイプの時代ー新時代を生き抜く24の思考・行動様式』を紹介しました。私は今まで、優秀な人・活躍できる人はかっこよく要約しているというイメージを持っていたのですが、その「活躍」は本当に活躍といえるのか、今一度考え直してみようと思いました。
今回の記事では7章の一部のみを紹介しましたが、この書籍では偶然性や内発的動機など様々な面からニュータイプについて紹介されているので気になった方は是非読んでみてください!



おしらせ

また、弊社では「富山県でイキイキ働く人を1人でも増やしたい」そんな想いから生まれた富山県公式のコミュニティ「Smart Lab TOYAMA」の運営に携わらせていただきます。
「Smart Lab TOYAMA」、略してスマラボとやまに興味がある方はぜひこちらの記事もご覧ください!


合同会社ハピオブについて

合同会社ハピオブは、「すべての人が活躍できる社会をつくる」をビジョンに掲げ、企業の人材戦略(人的資本経営)の支援、個人のキャリアオーナーシップ構築の支援を行なっている会社です。

・人を資産として捉え、人の価値を最大化したい
・人が辞めずに活躍する会社にしたい
・人が育つ仕組みや研修を実施したい

上記のようなニーズを持った経営者様・人事担当者の皆様に対して、専門的な立場からご支援させていただいております。まずはお気軽にホームページからご相談ください。

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今週もハピオブ公式noteを読んでいただきありがとうございました!

合同会社ハピオブ 広報スタッフY

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