新嘗祭にかけた呪い
11月23日
今では勤労感謝の日という名前になっていますが、戦前は新嘗祭という祭日だったそうです。
1年で一番大切な祭祀の日で、宮中では天皇陛下がその年に新穀などを天神地祇に供えて感謝の報告を行い、これらの供え物をかみさまからの賜り物として、自らも食する祭祀を行っているそうです。朝から晩まで夜通し。
そうか、だからご飯を「いただきます」と言って食べるんだ。
感謝をする日なんだ。
初めて新嘗祭を知ったとき、心がじわじわと暖かくなるような感動を覚えました。
2020年11月23日
結婚して5周年を迎えました。
6年目に突入です。
なんだか、あっというまでした。
子どもも生まれて、今年はこんな予想もしていなかった世の中になって。
周りからは「なんで11月22日(いい夫婦の日)にしないの?」と散々きかれました。
夫とは歳がひとまわり以上離れています。
初めて出会ったのは17歳のときで、この人と結婚するなんて思ってもいませんでした。
それからお互いの連絡先も知らず疎遠になり全く連絡なんてとれなかったのに、たまたま本当になんにも関係ないのに、私が出演するイベントに偶然他の出演者に誘われ観に来るというミラクルで再会。それが28歳のとき。
「結婚を前提にお付き合いしてください」
悩みました。丸一日。
結婚しても歳が離れてるしな…先に亡くなる可能性高いよな…子どもが生まれたら…
いろいろ考えて考えて、私の悩みは1週間悩んでも1ヶ月悩んでも答えが出ないわ、じゃあ付き合ってみて、ダメだったら別れりゃいいじゃん。別れても私がなんかマイナスになるわけじゃないし元の位置に戻ってくるだけだし。とお付き合いを始めました。
お付き合いしてみたら、あ、この人とはずっと一緒にいると直感的に思いました。
喧嘩してもぶつかり合ってもきっと一緒にいられる、とイメージが持てました。今まで感じたことのない感覚でした。
そんな訳で付き合って6日目でプロポーズをお受けしたんですが、再会してから7年目、結婚してから6年目、いつもお互い感謝の気持ちを忘れず日々を過ごしていきたいと思います。
日本人が1年で一番大切にしてきた感謝の日。
お互いが感謝を忘れないよう
忘れても思い出せるよう
私は呪いをかけました。
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きっとあなたのお荷物になる
こんな私でいいですか
荷物かどうかはおれが決める!
言葉にだせず 言葉にならず
よろしくお願いします
わたしの中では
夫婦しぐれ
じゃなくて
ふたりはひとり 。
今日も日々の幸せに感謝を。
最後までお読みいただきありがとうございます。娘のおやつ代にさせていただきます…!