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おともだちママへのアピールが凄い娘

「ままじゃないの!」
「ままはあっちいってて!!」

最近娘からこんなことばを投げかけられるようになった。

休みの日は公園三昧で過ごしているのだが、保育園のおともだちとばったり会う日もある。
すると娘はおともだちと遊ぶより先に、おともだちのママに猛アピールを始めるのだ。
「〇〇ちゃんのまま~!てつぼうしゅるからみてて~!」
「〇〇ちゃんのまま~!こっちきて~!みて~!!」

〇〇ちゃんママも自分の子ども見ているわけだからすぐには反応できない。私がどれどれ~と近づこうもんなら上記ことばが返ってくるわけである。娘3歳。その感情は複雑だ。


娘のアピールは公園だけにとどまらない。

お迎えのときにおとだちと一緒になると、おともだちママに「みてみて~!」とそのときはいている靴だったり、保育園での作成物だったり、とにかく色んなものを見せてアピールする。他にも公園で誰々に会ったとか、どこどこに行ったよなんて体験談も一生懸命話している。
今朝なんかは私の靴をもって「ままのこのくちゅすてきでしょ!ままのおきにいりなの!」とおともだちママにアピールしていた。

保育園帰りは駅前広場でちょっと走ってから帰る。そこで一緒になったおともだちのママに娘はいつの間にか抱っこをおねだりしている。
私がこっちにおいでと誘っても「〇〇ちゃんのままがいい!」とおともだちのママにしがみついて離れない。頑なに。なんならおともだちが「まま~!!」と泣いても離れない。わたし焦る。


そんな娘を見ていて私は歯がゆい思いを抱えている。

あっちいって!と言わせたくないとか、おともだちのママからひきはがしたいとかしたい訳じゃない。
なんだか、私も幼いころ同じ気持ちを感じていたような気がするのだ。
娘の行動の奥にある気持ちに見覚えがある。

でも、その気持ちは思い出せそうで思い出せない。
わかりそうでわからなくて、ことばにできそうでできない。
なんとなく掴めそうなんだけど、ばっちりはまる表現が見つからない。

娘と日々過ごしていて彼女の行動からふっと、昔の小さいわたしがよぎる瞬間がある。

あ、わたしもこんなことした
わたしもおんなじきもちだった

「むかしのちいさいわたし」も、娘と一緒に成長しているのかもしれない。
私が大人になるにつれ忘れてしまった感情を娘をみていると思い出す。
必要なときに”ままもそうだったよ”と寄り添えたらいいな。


そんなこんなで最近は思い出せそうで思い出せない気持ちを抱えて日々を過ごしている。
いつかこれだ!と思う日がくるかしら?

いのちに感謝を。


最後までお読みいただきありがとうございます。娘のおやつ代にさせていただきます…!