個別研修1
セルフコーチングができるようになりたい!
これは私にその感情を持たせてくれた人とのエピソードです。
I先生は「心理学のグロウアップ」(広島NLPスクール)の臨時講師であり、私が配属された営業部の最初のトレーナーでした。
仕事が始まる前の初回面談でご挨拶した時、誠実そうで感じのいい方だな。
私の主人の友達に似てるなと思いました。
何度か合同研修でご一緒することがあり、私が活動して思ったことや、感じたことを一方的に、メッセージ送信していました。
時々「続けて頑張ってください」と返信頂き、それだけでも励みでした。
最初の案件に取り掛かる際、こんな風にアプローチしようと思っていると伝える為にA4サイズの書類を作ってトレーナーに送信したところ、
「もう出来てるから」と言われました。
私は仕事を始めたばかりで、何のことか分かりませんでした。
その辺りから、zoomで数回、アプローチ方法や、考え方を教えて頂きました。
私が何故そのように考えたのか、何故この設計書を作ったのかなど、丁寧に聞いてくださいました。
そして、時折「素晴らしい」とか、「すごいなぁ〜」という感想を伝えてくれたんです。
私は普段誰からもあまり褒められない人でした。
なので、すごく心地良かったんです。。
そしてその個別研修はすごく楽しかったです。
トレーナーは毎回研修前に、
「僕はTKさんを育てたいと思っています。」
という言葉を伝えてくれました。
これはNLPを学んだ今だから理解できることですが、紛れもないラポール(信頼関係を築く)の言葉です。
当時の私は、トレーナーが伝えてくれる言葉の意図が分からず、楽しい反面、少し困惑ぎみに聞いていました。
ある研修の中で、
「この商品に勝るものが他社で発売されたら、会社は終わります。
TKさんなんですよ。」
と言われたことがあります。
その時は、最初の言葉しか頭に残らず、
(社員さんがそんな恐ろしいこと言う?
せやし、この商品に勝るものなんて、そんな簡単にでぇへんやろ。。)
と驚いていたんです。
私は素直にスムーズに動ける時と、動けない時がありました。
今思うとトレーナーは、私にどのように伝えたら私の心に届くのだろうかと、いろんな言葉で私にアプローチしてくれていたような気がします。
12月初月稼働月。
取れていたアポが師走の忙しさで、全キャンセル。
私のサポートをしてくださる社員さんから連絡が入り、数字の目標と、初月稼働なので何とか頑張って下さい。と言われました。
ですが、今年は無理だ。来年頑張ろう。と思いかけていました。
その後すぐくらいに体調を崩し2週間仕事ができず、やっと復帰できたのが、12月21日。
復帰後のzoom時、トレーナーはいろんなお話をしてくれました。
そこで響いたのは、
・最後まで諦めずに活動し、ご契約を頂いた人を知っている。
・TKさんが諦めたら、そこで終わり。
だから絶対に諦めないで。
そして、ある提案をしてくれました。
トレ「年末までにチラシを10枚配ってください。できますか?」
出来ませんと言いたくなかったので、出来ますと答えました。
トレ「この後、誰に配る予定かメールしてください。」
私は返事はしましたが、きっと不安そうだったんでしょうね。
次の言葉が私の心に刺さりました。
トレ「TKさん。今年配れなかったら、来年は配れませんよ。」
(私の頭の中)
えー。。今年はあと10日しかなくて、来年は1年もあるのに、今年配れなかったら、本当に来年は配れないんだろうか。。
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やってやる!✊
(↑やる気を出した瞬間w)
その後の10日間は、出来てる人からすればたいしたことない活動量なんでしょうけど、新人で営業始めての私からするとかなりチャレンジャーだったと思います。
初月は12月なのですが、11月から活動できたんで、事前にアプローチしていた先がありました。
お久しぶりに会っていろいろ話し、お考えを聞けたこと、ご家族様から心温まるお言葉を頂いたこと、ご契約に繋がらなくても、人と関わる仕事というのは、こんなに心を動かされるものなのだと感動しました✨
反面、帰宅時間が合わずお会いできなかったり、ご挨拶はしたけど、チラシは受け取って頂けなかったり、受け取って頂けたけど、回収はできなかったりと、初めての職種は悪戦苦闘でした。
ですが諦めなかったので、その活動の中で初めてのご契約を頂きました。
そして、12月の最終活動は12/31、18時、チラシ配りで終了。
お陰様で、無事に良いお正月を迎えることが出来ました。
次回は、
「個別研修2」を書きます。