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「スキマ草につい目がいく」

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スキマで生きている、植物たちのことを書いています。
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2020年8月の記事一覧

スキマ草(毎年復活のとあるシダ系?植物)  <6>(暫定最終回)

 2020年5月15日に一回目を載せていたこのシダ君が、数日前に会った時、枯れていた。前回の掲載時には葉の裏に胞子をビッシリと付けていたことを報告した△ その胞子は無事に飛ばせたのだろうか。枯れた要因は何だろうか、また復活するのだろうか。小さなスキマにいる植物だが、色々と気になってしまう性分である△ 勝手にスキマ草(そう)と呼んで観察を楽しんでいる、アスファルトの割れ目などの隙間に住んでいる植物たち。頻繁に通る道にいたりして興味を引かれると、ついつい観察をしてしまう△

見つけた双葉、いや三葉(ミツバ)?<4> (暫定最終回)

数日前のことですが、このミツバ君(と呼んでいました)がいる道を通りましたら、辺り一面草刈り…されちゃったらしく、いなくなっていました。合掌。 このヘッダーの写真はさらにその数日前に撮っていたモノです。日に日にどんどん、葉が茎が伸びていって背の高くなっていたミツバ君。(葉っぱ同士が密着していて意外な感じで写真に撮るのが難しかったので、ちょっと不自然な角度になっています) 他の場所ではあまり見ない葉っぱの形だったので、どんな植物なのか、が分かる日が来るのを楽しみにしていたので

スキマ草(毎年復活のとあるシダ系?植物)  <5>

のシダ君に数日前に会いましたら、出ている数枚の葉っぱのウチ、一枚がなぜか裏返っていて、そこに胞子がビッシリ並んでいるのが見えました。その隣の葉っぱにも、角度的にウラの胞子が覗いていますね。 ちょっとゾクゾクっとしてしまいました。まそれはさておき、ここにいるシダ君を数年観察していますが、胞子は初めて見ました。噂は本当だったのだ、と思いました。シダ系の植物は葉っぱの裏に胞子を作ってそれを飛ばして仲間を増やすんですよね。 それにしてもこのシダ君、根性ありますね? 手すりの腐食し