セミナーレポート【天狼院 ライティングセミナー⑤】05/04/2020

■今回の参加目的

●ABCユニットの復習、型にはまりきらないケース事例も理解する。

■講義内容/学んだこと

●今回の内容【#5:ギャップを制するものがABCユニットを制する】

●復習:「ABCユニット理論(天狼院独自)

【AはBその理由はC】

A:テーマ・トピック=自分の身近なテーマ (高~低)
C:理由 =なるほどと思える納得性 (高~低)
B::結論・その比喩表現=公性 (高~低)
※ABのギャップ (高~低)

●各トピックス事 (高い、低いでもバリエーションはありコントロールするとコンテンツの種類も増やすことができる)

【A:テーマ設定】
「主性が高い」:自分に身近なテーマ、自分が語った時に説得力がある内容
「主性が低い」:誰が語っているのかが、書き手がどんな立場であるのか気にしなくてよい、そのコンテンツの完成度・面白さに語り手が誰かが影響しないトピック

「主性が低い」例:フィクション、ドラマ性、エンタメ的な面白さのあるコンテンツ。フィクションとノンフィクションで面白い作品は別、フィクションと脚色エッセイは違う。

【B:結論、伝えたい要素】
「公性が高い」:伝えたい内容をイメージの共有ができるものに仕立てる。「知ってますか?」と聞いて9割知っている認知度が高いもので表現。
「公性が低い」:知っている人がいないほど、響きやすいものもある=うちわネタ (結婚式ネタ、同窓会、お宅=コンテンツになる)

【C:理由、導きの背景】

「納得性が高い」:ABを結びつける理由が納得される、なるほどという実感「納得性が低い」:着地しきらずに終わる・最後まで読んだときに理由がもやもやした読後感になる→あえてやるケースとして、読者に考えさせるため、賛否両輪を作りたかった(例:純文学作品、戦争映画)

【ABのギャップ】
例)ABのギャップが小さいケースでも成立はある
A:ipad pro
※C :なぜなら 列挙)●●
B:いい

<ABのGAPが小さくても成立できる例>

-Aのテーマ素材がいい場合に限る
Aの素材がよければそれを引き立てる、Aの価値を客観的に見ておく
料理の例)松坂牛、野菜残り

-Aの素材がいい場合

① 話題性かつ旬で先取れるか 誰よりも早く書く
② 語る要素がたくさんある
③ 珍しい自分にしか体験していない出来事


<理由を列挙していくときの注意>

・リーダビリティが下がる傾向にある、箇条書きになっているため
・どう文章をつないでいくか、どうなめらかに文章をつないでいくのか、リズム・テンポを整えていくかを学ぶ必要がある、ストーリーに入り込ませるなど。

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